【科学力は】シグマレンズ専用スレ23本目【世界一】at DCAMERA
【科学力は】シグマレンズ専用スレ23本目【世界一】 - 暇つぶし2ch632:名無CCDさん@画素いっぱい
08/01/10 21:15:45 jxXMKsAy0
キヤノンはシグマが嫌いなんだよ(w
以下、カメ板シグマスレより転載。


詳しく言うと、シグマが、キヤノンを直接ぼこぼこにしたんじゃなかった。元々の問題は、トプコンvs他社カメラメーカーの特許問題だった。
昔、TTL開放自動測光をトプコンが開発したときに、他のカメラメーカーは、それに代わる別方式の機構を開発できなかった。
ミノルタもキヤノンもどうにもならなくて、多額のロイヤリティーをトプコンに支払わざるを得なくなった。
特にキヤノンは特許問題には断然の強さを誇っていたので、この敗戦で、自らの特許部門の存在理由を問われるほどになった。

その後、トプコンは「鬼の首でも取ったか」とでも言うように、キヤノンから取ったロイヤリティーの領収書を他のメーカーにちらつかせた。
有名無名のメーカーは「あのキヤノンでが知恵を絞っても対抗できなかったのだから・・・」と震え上がり、一も二もなく特許料を支払うことを同意した。
ところが、この付和雷同の流れに逆らったのが、当時のシグマ社長、山本道広であった。
トプコンの主張としては「TTL開放用の交換レンズの製作」で訴えたのだが、
対するシグマは「交換レンズの製作だけであるなら『TTL開放測光機構』自体は抵触してない」という主張だった。
結局、東京高等裁判所は、原告東京光学の請求を棄却た。当時の無名ベンチャーであったシグマが、トプコンに勝ったのだ。

しかし、この訴訟は、トプコンvsシグマの単純な裁判ではなかった。
その実態は、当時の純正レンズとレンズメーカー交換レンズの、売上げをめぐっての攻防だった。
だが、この時の東京高裁の判決は、レンズメーカーという業種が、合法的に成立できると言うことの法的根拠を与える形になってしまった。

キヤノンにしてみれば、特許問題で多額のロイヤリティーを支払い、レンズメーカーの台頭を許し、
かつ、台頭を許してしまったのが、得意にしていた特許問題からであったことで、面目を丸つぶれにされた出来事であった。









そのころニコンは、蟹の爪で乗り切っていた。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch