07/12/12 12:03:00 QsD5dh8M0
JPEGってのはものすごい砕いて言えば、
似たような色調が続くところ(空間周波数が低いと言う)をひとくくりにまとめるっていう圧縮方法なわけよ
実際の写真では、黒つぶれ・白とび近辺の本当に微妙な濃淡やディティールからつぶれて行く。
人間の目にはあんまり目立たないし、安いプリンタはコントラストをはっきりつけたほうが売れるから、
白とび黒つぶれ上等って感じに印刷されるから、低圧縮率JPEGのアラはあんまり目立たないと思う。
ハイエンドプリンタはパッと見の印象ではなく忠実な再現を旨としているから、
JPEGでまず最初に圧縮されるような白黒近辺まできっちり印刷に出してくる。したがって、アラも印刷に出やすい。
圧縮率高くすると、空間周波数の高いところからもデータを無理に削ろうとするため、
ブロックノイズやモスキートノイズと呼ばれる圧縮ノイズが現れる。
TIFFにも圧縮オプションが存在するけど、こっちは可逆圧縮なので容量大きい替わりに劣化しないお
それから、ハイライト近辺の色調はRAWデータから変換するときに精度の問題で切り捨てられるんだけど、
この切り捨てる閾値がDPPでは他のRawShooterやSilkyPixと比べて低いので、
結果的にDPPは白とびしやすくなってると言える。
白飛びを低減したいと思った時は、他社製ソフトを試しに使ってみれ、けっこう違うよ