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ぐるっと回って格安利用はダメ! 新名神50キロ、きょう開通
新名神高速道路の草津田上(くさつたなかみ)インターチェンジ(IC、大津市)-亀山ジャンクション(JCT、三重県亀山市)間が23日午後3時に開通する。
名神高速や東名阪自動車道と接続し、滋賀、岐阜、愛知、三重各県をめぐる環状道路が完成する。
しかし、この間に検札所はなく、ぐるっと回って出発地近くのICから降り、安い料金で利用される恐れもある。
西日本高速道路(大阪市)は、不正しないよう呼び掛けるが決め手はなく、ドライバーの善意に期待する。
環状道路は、総延長285・7キロ。草津田上を起点に時計回りで走ると、名神、東名経由で豊田JCT(愛知県豊田市)に。
伊勢湾岸自動車道に入り、東名阪、新名神を経て再び出発点に戻る。
この間、高速バスの停留所など高速道路外につながる場所で荷物を降ろして一般道へ運び出す悪用などが考えられる。
1周料金は普通車6800円。だが、通行券やETCでは、実際の走行距離は分からない。
このため、西日本高速道路は、利用時間で判断するシステムを導入。ETCなら、一定時間を過ぎると、バーが開かなくなる。
ETC利用者以外の場合は、料金所で、通行券に記録された乗り入れ時間で精査する。「事情を聴いた上で、利用に応じた料金を求める」としている。
だが、サービスエリアで仮眠を取るドライバーもおり、利用時間だけでは、一概に判断できない場合もある。
検札所を新設すれば、不正は防げるが費用がかかるため、設置しない方針だ。
西日本高速道路は「料金所に監視カメラも設置し、不正利用の防止に努めたい」と話している。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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