08/04/15 23:00:03 HHDr5ZzF0
>>991
どうなんでしょうね。
完全無機のガラスだと言うのならば、無茶苦茶厳密に考えるとクオーツ等のアクアミカを
用いているもの以外は該当しないかも?って思います。
テトラアルコキシシラン系の物(DIY系等)は、理論的には完全無機になるはずですが、
硬化って事から若干アルコキシ基が残るかも?って思いますし(根拠は無いですが)、
このスレに貼ってあったAZの資料では縮合(重合)度が低いとありますし。
でも、この2つはガラスと呼んでも良いんじゃないかと個人的には思いますが。
ただ、オルガノポリシロキサン系をガラスと呼んで良いのかは疑問ですよね。
しかし、コーティング剤として考えた場合は別で、防汚性を向上させるためにデザインした
有機鎖でシロキサン骨格を修飾した形を取るのならば、それは本当のガラスより優れて
いるはずだと思います。
でも実際問題として、コーティング剤ってそれを売っている所が製造するのは不可能なので
結局は、どこかの化学会社が製造した物を適当に名前を付けて売っているか、色々な物を
混合して売っているんだと思うんですけどね。
実際、車用に専用開発された化合物って殆ど無いですよね。
となると、専用に設計&開発された分子デザインなんてあり得ないんでしょうかねぇ。
私はそっち方面(塗装とか)の人間ではないんで、そちらの現状がどうなっているのかは
解らないです。どうも環境面から自動車メーカーが塗装に求める物が変わってきて、それ
(塗装)の開発過程からスピンオフした技術が今のガラスコートらしいですが、良く知りません。