08/03/25 22:22:21 FzIiZKN10
>>693
続き
また固相での反応なので、他の2つと比べてガラス化がかなり遅い様だ。
さらに、他の2つと比べてガラス化前の水濡れの悪影響が出やすいと推測する。
他の2つは加水分解に水が必要なだけで、ガラス化(硬化)自体に水は必要なく
(脱水なので水が抜ける)加水分解後は水濡れの影響は小さい。
それに比して、シラザンはガラス化自体に水を必要としているので、反応が
終わるまで水の影響を受け続ける。
その他、メチルシラザンと言うのもあるが、これはパーヒドロキシポリシラザン
の施工性を改善したものでは無いかと思う。これは硬化後は上述2つめと同じで
メチルシロキサン樹脂(アルキルシロキサン樹脂)になる。
以上で終わり。
まあ間違いもあると思うが、概ねこう言う事では無いだろうか。
あと、抜けてましたが、テトラメトキシシランをオリゴマー化するのは、毒性の問題
もあるようです。許限度1ppmらしいから。