08/03/24 20:06:59 F3g6nAax0
>>678の続き
理想的には、以下の状態である
1.塗布前にアルコキシ基がなるべく多く加水分解しヒドロキシル基になって
いる方がよい。 (硬化膜中へのアルコキシ基の残存を少なくするため)
2.塗布前に析出することが無い様、重合度(縮合度)は小さいほうが良い
(ただし3.4のためには析出しない程度で重合している方が良いとも言える)。
3.塗布後は溶媒が乾いてしまう前に素早く重合する方がよい。また重合度は
高いほど良い。その点では溶媒の乾燥は遅いほうが良い。アルコキシ基が
多く残る場合は、ここでも加水分解させるのでその点でも溶媒の乾燥は遅い
ほど良い。
4.目的の重合度を確保した後は、溶媒は素早く完全に乾く方が良い。
(溶媒残量が本当にゼロになれば重合しないので、硬化収縮が抑えられる)
(硬化収縮は溶媒が乾ききる直前に起こると思われる。ただし、溶媒が完全
に乾くのには通常かなりの時間を要する)。
ただし読めば解るとおり相反する事ばかりなので、落とし所を探す事になる。
>>666
次は、これを前提に、シロキサン樹脂系とパーヒドロキシシラザンの事を書くけど
ここまではOK?