08/01/04 14:10:07 BTXrPjLd0
＞＞大塚製薬は元々、病院などで使用される点滴用の生理食塩水を手がけていたため、それを元にして開発が進められた。
これはおそらく正しい。
でも意味の解釈が間違っている。
そもそも生理食塩水とは何かというと、細胞外液と等張になるように濃度調整されたただの「塩水」。
点滴用に作るならば、等張になるように電解質（この場合は食塩）を調整し、滅菌する設備が必要。
つまり大塚はこの２つが可能な設備・技術を持っていた。
医師が点滴輸液を飲んでいた話を聞いて、飲む点滴つまり等張液で、水分、糖分、電解質などを含んでいてそれぞれの濃度が医学的に正しく調整された飲み物を作った。
ここで重要なのは、必要な設備・技術があったこと、等張の電解質液にしたことの2点。
これが、「それを元にして開発した」の意味のはず。
ポカリスウェットが「生理食塩水ベース」で作られているわけではない。
強いて言うなら「食塩水ベース」だが、これも医学的には不正確な表現と言わざるを得ない。
どちらかと言えば、「糖液ベース」で電解質その他を添加した液体の方が近いだろうか。
もし医師が本当にこの板に来ているなら、M3の医師限定版に、飲む点滴の板立てているのでぜひそちらにどうぞ。
フリートークにあります。