07/10/19 01:48:17 8H34Mhx/0
また基地のコピペかよ。
野良ネコに愛の手を。
愛らしい子猫がくりくりとした目を開いてこちらを見据える。木の上で元気に遊んでいる。
子育てをしている親子の姿も。会場の壁には、ペット猫の雑誌に登場するようなシーンがちりばめられている。
しかし隣の写真では、そんな野良猫が無残にも、冷たくなって草むらで死んでいたり……。
生と死が隣り合わせだということをいや応なく意識させられる。
浜松市の佐鳴湖公園にいるそんな猫たちの生態をとらえた写真展を開いているのが、同市富塚町の造園業、溝淵和人さん(41)=写真=だ。
7年前から撮りためた3万5千点のうち100点を厳選した。
「雑誌に載る可愛い猫の写真に異議があったんです。それらに対するアンチテーゼ(否定的な命題)を込めたつもり」
最初は軽い気持ちでシャッターを切った。猫は可愛い半面、肉食獣的な一面も見せる絶好の被写体。
しかし疑問がわいてきた。この公園の猫たちはほとんどが捨てられたかここで生まれた。
「捨てる人が最も悪い。しかし捨て猫にそのままエサをあげると人道的には正しいかもしれないが、新たな野良猫を増やすことになる。野良猫の問題は、人間のいびつな欲望の結果なんだ」
そんな時に、捨て猫を捕まえて避妊手術をし、地域で世話をする「地域猫」の取り組みを知った。
自らも「動物ボランティアCat28(キャットにゃ〜)」を03年暮れに5人ほどで設立、昨年夏から代表を務めて積極的にかかわる。
「まず救ってあげて、それから問題を解決する。写真を見た子どもたちに『猫を捨てるとかわいそうだね』と思ってもらえたら成功です」(