07/11/04 11:31:55 zk0xMK2P
戦中、戦後の一時期だと思うが、カメラ価格は価格統制品で
その名残で、基本的にカメラ、感材カメラ店卸8掛け、カメラ店利益20パーセント
が基本であった、主な卸商の納品伝票はカメラ感材8掛け、用品7掛けで納品され、
請求の時格メーカー別の値引きを行った。
取引形態としては複雑である。
その中にあって最期まで卸8掛けにこだわったのが、日本光学(現ニコン)
で、ニコン会の小売店に対して3パーセントの値引きをしたが、
それでも小売店の利益は23パーセントしかなく、5パーセント値引きすると
利益18と低かった。しかし当時ニコンブランドは、強くニコン特約店
浅沼、樫村、近江屋などは、ニコンから入荷すると翌日には倉庫空で
それでも需要にこたえられない状態であり、それは、カメラ、レンズは元より
フィルター、レンズキャップなどの物まで総てであった。
最近のカメラの造りを見ると完全に消耗品だ。