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次世代DVDの再生機は当初二十-三十万円と高価だったが、昨秋、
各メーカーが一斉に十万円前後の新製品を発表したため、購入者が爆発的に
増えた。米田さんによると、安価な従来のDVD再生機も依然売れ続けており、
BD、HDDVD、DVDの再生機の売れ行きの比率は、大まかに3、0、7程度。
HDDVDは「ごくわずか」(米田さん)という。
では今後BDとHDDVDの規格争いはどうなるのだろうか。映画などの
ソフトに関しては、昨年十一月末の時点でBDのタイトルが二百五本、
HDDVDが百五十三本発売されており、数の上ではほぼ拮抗(きっこう)
しているようにみえる。が、米田さんは「次世代DVDに限ると、
売り場では圧倒的にBDの再生機が支持されている」と分析。「今後も
BD優勢はよほどのことがない限り動きそうにない」とみる。
客観的に判断して、HDDVDはどうも分が悪い。それでも「東芝製品には
以前から根強いファンがおり、あえて指定する消費者も多い」と米田さん。
「実は使いやすさでは大きな差はない。自分がテレビ番組の録画とソフトの
再生のどちらを重視するかを見極めて選ぶといい。疑問点があればお店に
相談して」と呼びかけている。