08/03/14 10:29:54 ZKLxXEbU0
フォーマット戦争が終わって、始まるもの
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DVD Forum幹事会では2011年まで東芝が主幹事を継続することを承認したが、
光ディスク関連技術者が配置転換となり、4月以降の開発予算もDVD Forumの時点では付いていなかった。
主幹事に選ばれた以上、DVD Forumの運営をリードする立場にあるものの、
HD DVDの開発が継続されなくなった現在、DVD Forumで技術検討するテーマは限られてくる。
~中略~
ただ、東芝本社・社長の西田厚聡氏は、今回のHD DVD撤退を相当に重く見ているようだ。
全技術者の一斉配置転換は、即時DVDレコーダの撤退を意味しているものではなく、
配置転換は製品企画・設計の技術者ではないと聞いている。
現行のDVDドライブ搭載RDシリーズは継続するだろう。
しかし、自社でBlu-ray Disc関連の技術開発を行なわないということは間違いなく、
東芝として光ディスクに対して見切りを付けたとも捉えられる。
西田氏はワーナー発表の直前まで、非レコーダ市場(HDパッケージビジネスとプレーヤーにおいて)HD DVDの劣勢、
撤退の可能性に関して詳しくレポートを受けておらず、ワーナー発表時の怒りは相当なものだったという。
そのために光ディスク事業の幕の引き方、フラッシュメモリへの大規模投資などの判断を早急に下し、
本気で脱光ディスクを目指す方向へと踏み出した。
フラッシュメモリ+ネットワーク配信というモデルが、光ディスクの代替になるかという議論はここではしないが、
HD DVD撤退と同時にNANDフラッシュ投資を発表した意気込みが本気ということだけは間違いない。