08/01/12 17:05:34 5kCpx2vx0
>>145です。
大型家電量販店と違いメーカー応援はイベント以外では着きませんので、売りやすいものを売ります。
最優先は、戦略機種等というランク付けされていて、月間または期間販売量でリベートが付きますので、
それを全国、地域、店単位で数量落とし込みをして売り込みます。車と一緒で、あと何台というのが見えて
来た時には、割引しても売りたいのが現場の人情です。
また、これはどこでも同じですけど新機種が導入になる前の処分品も優先して販売します。処分対策費が
メーカーよりでますので、利益を確保しながら処分ができます。新型が出ても数ヶ月は旧型をあちこちから
集めて来て安売り用商材として使います。売れない店舗から集約したりすることもあります。メーカーが
他の会社より引き上げてきた旧型品を条件をつけて提示してくることもあります。
いかにも再生品とか対策品、B品もありますが、店には伝えられることはありません。箱が傷んでいるとか
ドットシールで判別できることもありますけど、箱を入れ替えて納品されたら分かりません。
うちの場合には、10万で売るように設定した商品を値段を下げて販売すると「格下げ」という処理が自動的に
起こりますのでそれが目立つと現場担当者が注意されたり処分されたりします。10万の品が鮮度が落ちて
とか他店競合とかで9万でしか売れないときには事前に9万に設定してからでないと売れないのです。
店頭でいくら値切ってもダメなお店はそのチェックが厳しいのでしょう。でも、YKKなどと同様に近所に
競合店がある場合には競合店の価格を言えば結構あわせてもらえます。
ビクターは販売量が少ないのでスケールメリットがでませんので、基本的にはやりません。
東芝は、家電の絡みがあるので細々やってますが、うちは日立と仲が悪いのでHDD内蔵を拡販するために
やるだけです。旧型品の処分の時の値引き幅は東芝が一番大きいはずです。
シャープは、高齢者に受けがよいので量販店ではメインでやらなければなりません。イベントもシャープは
熱心ですので、切れませんね。パナは展示に苦労しますよ。照明を外したりして・・・
今日は早番でしたので、念のため