05/08/25 12:57:15 AfpOTxpb0
>>326
> ・・・液晶パネルであれば、LEDバックライトを用いることなどで
> NTSC規格比で100%を超えるような色再現範囲が実現できる。
> それに対し、CRTの蛍光体技術では、同様な色再現範囲を
> 実現するのは難しいというわけだ。
TVでは、色再現域の広さが高画質とはならないのを百も承知で、
こういう嘘を吐くようなメーカーは信用しないこと。
デジタルカメラのような画像取得の先頭部分にあって
過去の規格に縛られずに済むなら、色再現域の広さは意味がある。
しかし、事実上CRTの色をターゲットとして製作された映像で
途中の伝送部分も販売用記録メディアも、それに合わせてあるのに
ディスプレイだけ色表現範囲が広くても意味が無い。
それどころか、制作側の色表現の狙いが狂ってしまう。
このために、従来の色再現と違和感を持たせないようにと
気を付けながらでないと色表現域の拡大は出来ないという
コンパティビリティの制約がある。
色再現域の思いっきり広いディスプレイを導入するならば
従来の規格とは別の全く新しいものと同時導入でないと無意味。
しかし、その場合でさえ、色表現域の広いLCDは色鮮やかなピークだけど
色の深みの表現が難しい(従来と同じ表現を得るのは非常に難しい)。
デジタルカメラの作業用モニターとしてプロが使う分には、
表現の差異を読替える能力を持っているはずだから良いでしょう。
しかし、観賞用ディスプレイとしては、今は必ずしも理想的とは言えません。
製作者の意図からは随分と外れたものを、普通の視聴者が読替えられるのか?