08/04/11 14:38:46
>>38
うん。あれってあくまでも「アメリカ人から見たドイツ兵」観でしかないもん。
同様に重労働・・・もといジュード・ロウ版スタグラのソ連兵が
「アメリカ人から見たソ連兵」でしかない様に。
ま、西部戦線モノみたいに片方が米軍じゃないだけに
双方共にある程度客観的に描けるってアドバンテージもあるけど、
所詮は独ソ共に米にとっては「かつての敵」な訳だから、
「”よりマシな悪vs極悪”&双方に翻弄される”よりマシな悪”側の主人公」っつー
薄っぺらい世界観が見え隠れするんだよね。
ま、ハリウッド映画って所詮は興行目的の娯楽映画だから
ある程度わかりやすいというかコテコテの話をつくりたいんだろうけど
そのために双方のダークサイドの描写を必要以上に誇張したりするし、
そういう意味では>>34の言うとおり、ある程度のリアルさを追求するなら
やっぱ当事国の作品に限ると思う。
という訳でそんな「当事国製WW2映画」として、フィンランドの
「冬戦争」「若き兵士たち」の二本を加えたい。