『ゼロの使い魔』を軍事的に考察するスレ5at ARMY
『ゼロの使い魔』を軍事的に考察するスレ5 - 暇つぶし2ch360:名無し三等兵
08/02/06 20:54:37
>>350
それ以前に人に向けて銃を向けたことの無い交番の警官なら発砲にかなり躊躇すると思う。
ここは現代アメリカ、それも大都市の真ん中あたりにゲートを開いた方が面白いぜ。

361:名無し三等兵
08/02/06 20:55:15
>>358
東トリステインから西トリステインに逃れる人が増えて鉄の壁と魔法の結界が出来るわけか

362:名無し三等兵
08/02/06 20:55:41
>>360
元からそういう流れ出し

363:名無し三等兵
08/02/06 20:55:45
>>356
白は昔ロシアで使ってたのが有名なだけだよ。
ファシストは黒、ナチスは赤、その他各国てんでバラバラ。
右翼なんて国際的に統一してるわけじゃないんだから。

364:名無し三等兵
08/02/06 20:55:46
>>360
アンゴラに開いたほうが愉快なんじゃないかと

365:名無し三等兵
08/02/06 20:56:47
>>362
大将のブラックホークダウンは、むしろロシアでやってほしかった

366:名無し三等兵
08/02/06 20:57:43
>>364
南アの特殊部隊が20mmでアンリエッタを粛清するわけか

367:名無し三等兵
08/02/06 20:59:04
>>360
最初はヘリ一機で、それを助けるために一個中隊が消えて、それを助けるために一個大隊が消えて

最終的に向こうから攻撃してくるのを防ぐために一個師団

368:名無し三等兵
08/02/06 20:59:24
>>357
今調べた。
普通に知らんかった、すまん。

369:名無し三等兵
08/02/06 21:00:52
>>367
アメリカ人なら建前を気にするからそうなる罠
ロシアだと最初から全力投入するんで

370:名無し三等兵
08/02/06 21:01:20
いずれにしてもハルゲキニアは植民地化される運命ワロスw
日本型統治がいいか、欧米型植民地支配がいいかの二択ってのもなけるなw

371:名無し三等兵
08/02/06 21:04:03
白百合が元だからフランス王党派が起源ですな。保守主義は青らしい。
まあ、フランス以外なら何色でも別にかまわないんだろうけど。

372:名無し三等兵
08/02/06 21:05:02
自由!平等!博愛!

373:名無し三等兵
08/02/06 21:05:10
>>367
大将殿のは一個小隊程度だったんだろうか

何百何千と言う中世レベルの兵士たちにリンチされる米兵・・・

374:名無し三等兵
08/02/06 21:12:46
>>373
トリスタニアでブラックホーク・ダウンするのか?
最終的に米兵がふるぼっこだろうけど
機関銃を知らない相手だとキルレシオがとんでもないことになりそう。

375:名無し三等兵
08/02/06 21:14:27
「増援は?」
「俺達さ」

376:名無し三等兵
08/02/06 21:14:45
>>374
ブラックホークダウンがAKとRPGで武装した民兵集団との戦いであれだけ持ったので、キルレシオは100~1000:1ってとこか

377:名無し三等兵
08/02/06 21:19:46
アンアン→アイディード
アニエス→モアリム
こうですか?

378:名無し三等兵
08/02/06 21:22:22
アルビオンを占領して砲塔を装備すれば空中戦艦の出来上がりだ

379:名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM
08/02/06 21:46:12
もう現代社会ではほとんど見ることのできない、人の手が加えられていない一面の平野と森
トリスタニア王国首都、トリステイン近郊地帯であるこの小高い丘から双眼鏡を使えば、その中心部にある王宮を手に取るように観察できた
はじめて見る光景ではなかった、今まで何度か見たし、中に入ったこともあった
ただ、このトリステインはいつものものとは違う
――赤い
前に見に行ったときも赤かった、だが、生臭い、どす黒い赤だった
今回は違う、めらめらと揺れながら、陽炎のようにその赤にトリスタニアは侵食されている
これはただ火災ではなかった、たくさんの魔法使いたちが寄ってたかって火をつけたのだ――放火である
ついさっきまでおとぎ話ような景色を一望できた小高い丘、そこには魔法使いとは思えない姿をした魔法使い、あるいは魔術師の類が屯している
「聞きましたか?」
わずらわしそうにメガネの位置を調節する佐藤は、面倒くさそうに話し出した
少しその姿を見てから、隣に立つオーバーコート姿の一人の魔法使い――ドイツ人将校は、魔法の類で翻訳するわけでもなく、よく響く声で、いやに流暢に日本語をしゃべりだす


380:名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM
08/02/06 21:46:47
「ええ、USJSOCが動き、それに伴ってロシア空挺軍も行動を開始したと――予定より早いように思います」
「まったくもってそのとおりです。いやぁ、こんなに早く首都が燃えるとは思ってませんでしたよ。ド・ボワチエ司令官も殺されるし、どうしたものか」
「ラ・ヴァリエール公爵を殺害したのが間違いでしたな、彼だけでも生かしておけば――」
「いえ、彼はほうっておいてもロシア側が殺してました。主だった貴族200名が家族ごと王宮内で殺されたのに、生きてるのも不自然ですし…」
メガネの一調節を止めて、今度はハンカチでそのレンズを丁寧に磨きだす
「…それに、あれは殺しておいて正解でしたよ。あの虐殺ショーによってもたらされた戦利品がこの戦いを生んだわけでもあることだし」
「良質な貴族の試料・検体が大量に手に入りましたからね、おまけに、監視対象“A”こと、ゼロのルイズの血縁者確保にも成功しましたから」
「すべて燃やしてしまう前に、集められるものは集めろとの、上からの仰せでしてね、書物はもちろん、重要な人間は殺さずに連れて行く必要がある」
ヘリのローターが空気を切り裂く音が次第に大きくなるのを聞き、ドイツ人将校が双眼鏡を手にする
それで見えたのは、砲撃が止んだにもかかわらず、少しずつ増えていく爆煙だった


381:名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM
08/02/06 21:47:33
「……ハウス・オブ・ホラーの展開が終了したようです。現在、王宮へ向かって進んでいます」
対空攻撃が可能な魔法使いが生存している可能性のある地域から少し離れ、ディジーカッター投下によって作られた不自然なヘリポートに、つい数秒前まで居た米兵の姿が見えないことを確認して双眼鏡を下ろす
「これで“決まり”です、王宮からの脱出はかなわないでしょう」
それを聞く佐藤は、なぜか不機嫌そうにしている
「キマリ? “極まり”はまだ早いですよ」
面倒くさそうに口を開く佐藤は、この次に来る質問のことを考えて、さらに表情を曇らせる
「どういうことです?」
分かっていて口を開いたこのドイツ軍将校に対して睨み付けるでもなく、ただメガネを磨き続けながらため息をつき、簡単な説明を始める
「この戦いはアメリカ合衆国の威信と人道主義を守るという、相反する二つの目標のせめぎあいによってここまで状況が悪化しました
 米軍は兵力を小出しにして、その度その度敵の攻勢を許し、最終的に師団単位の部隊を投入して相手がもう立ち上がれないほど殴りつける策に出ました。教育のためにね
 ただ、もうすでに我々のことを敵と認識していた上に、追い詰められた一部部隊のジェノサイドによっていきり立っていた野人は交渉どころか、殴りつけられても逃げようとしなかった
 おかげで全軍を挙げた徹底的なジェノサイドですよ……私がこの馬鹿げた世界で仕事をしているのも、元はと言えば、米軍の不始末をこちら側の人間の仕業に摩り替えるプロパガンダのためですしね
 これでもかと言うほど殴りつけるために首都へ進攻し王宮を破壊し王女を殺害、ないし拉致。それらはこちらの圧倒的な力を見せつつ終わらせなければならない
 苦労しましたよ、これだけの数のトライアングルクラスのメイジを作り上げるのは、魔術と科学を応用すれば魔法は圧倒的な力を見せますが、それでも大変だった
 挙句に、本来国連が持ち去り、理事国その他に公平に分配するはずの利益である魔法に関する知識はアメリカの元に戻ってしまった――いくら魔法がこちらの世界でしか役に立たないと言ってもこれは酷い
 そして、ゲートの開け閉めのための技術と知識も流出…ロシア軍はシベリアにゲートを発見しましたし、ドイツも同じことをし始めた」


382:名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM
08/02/06 21:49:20
そこまで言った時点で、質問者はすでに理解していたが、ついでとばかりにその続きも話し出す
「要するに、ロシア空挺軍に編成された魔法化降下連隊とロシア・ドイツ両国の特殊部隊がすでに行動を開始しています。三つ巴もいいとこだ、これで最初で最後の演習は“極まる”」
来る激戦のことを考えているというわけでもなく、燃え上がる首都の住人を哀れんでいると言うわけでもなく、憂いのある表情を浮かべる佐藤を見て、質問者はかける言葉を頭の中で捜していた
その言葉が見つかりかけたとき、血相を変えた一人の士官が二人のほうへ駆け寄る
「大変です! 大型の所属不明機6機が作戦領域へ急接近中、この機体は――」
分かりきっていることと言えばそうだったが、さすがにその怒鳴り声につられて、二人ともそちらのほうを振り向く
「――ロシア空挺軍所属機です!!」
他の兵士たちは、移動式の指揮所の車両と車両の間を駆け回っている
「……知っていたのですか、執行官殿は」
「まあ知ってましたが、確信を持ったのはつい数日前ですよ。ロシア軍が何もないはずのシベリアの一角で“侵攻作戦”の準備、と同時にスペツナズが魔法関連の諜報活動だ――」
詰まらなそうに喋りながら、磨き続けていたメガネを、燃え上がる町の日に透かしてみる
こんなものかな――そう呟いて、満足そうに掛け直す
やはり、その位置はなかなか安定しないらしい
「――我々にとって必要な駒は大方そろいました、我々はどういう形になろうと、理事国の秩序ある利益の奪い合いのみを望みますからね……
 ま、後は盤の上でこちらの世界の人間がどう動くかと、このパイ生地をどういう風に分けるかって所ですか、面倒な仕事になると思うんで、残業は覚悟しといてください」

383:名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM
08/02/06 21:51:53
即興だから誤字誤文は癌細胞のごとく増える上、話の順番なんかもバラバラ
時間をかければそうでもなくなるが、かける時間が無いので仕事をする

384:名無し三等兵
08/02/06 21:55:03
てか、きれいに一個ずつ遡って行っている件





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