07/12/11 22:12:45 +BbCzaQ8
>>63
>機密保全だけでなく、日本がステルス技術を独自開発できないとの前提で、
>将来、高く売ろうという思惑があるため
>17、18年ごろには国産戦闘機が実用化できる
>ただ、日本の国産戦闘機開発には、有力な輸出先を失うことになる米国内で
>懸念が出ている。
>URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
国産機か外国機かの二者択一をしないで、国産機も外国機も採用する方式も
良いのかもしれません。
軍事板で評判が悪いアリアドネ企画モノで恐縮なのですが、
『改訂版 間違いだらけの自衛隊兵器カタログ』
(発行、アリアドネ企画:発売、三修社:日本兵器研究会編)
-214頁~216頁-
小国フィンランドの学ぶ国防
多方面からの装備調達によるコストダウン
さて、フィンランドの知恵はそれだけではない。フィンランドは
東西冷戦中は中立の立場を採っていたが、それは装備調達にも反映
されている。フィンランド軍装備は何と西側、東側、国産がほぼ3分
されているのである。これは勿論、装備の調達先を分散することで、
供給停止のリスクを減らすためである。
ただし、船舶に関してはフィンランドに有力な造船所があることも
あり、国産の対象になっている。
輸入装備に関しては、調達先が東西にまたがり、かつロシア、
スウェーデンと言った武器輸出大国が控えている関係で、有利な
市場価格で入手することができる。特にソ連製装備は低価格で、
フィンランドの武器調達費の節約に大きく貢献している。
つい最近の新型戦闘機の調達でも、勝者となったF/A-18
ホーネットの提示価格はかなりの好条件だったと伝えられる。