07/11/24 09:16:21
奇しくもほとんど同年代に行われた戦争だな。
これは以外といい比較対象になるかも
>>210
十字軍が8か月も攻城戦を続けられたのは制海権を握る
ベネチア海軍の補給面でのバックアップがあったからだけど
元寇とちと比較してみよう
・元軍は船の輸送による補給で橋頭堡を維持しようという発想がそもそも無い
当面必要な物資を全て最初の船団に積み込んで行く、という方式をとった。
・十字軍側はベネチア海軍により制海権を確保していた
一方元は弘安のときには制海権も日本側に握られがちになっていた
・当時の幕府の統治体制はコロコロと皇帝が変わり、四方に多くの敵を抱えた
ビザンツ帝国よりはずっと安定したものだった。
・文永以後日本は使者を斬り殺していたため日本側の防衛体制に関する情報が
元側に入らなくなっていた。
一方十字軍側は前年に一度コンスタンティノープルに入城しており
より敵側の防衛体制を良く把握できていた。
・そもそもダーダネルス海峡に神風は吹かない。
・コンスタンティノープル内に多数いたベネチア居留民も十字軍側について抵抗
ビザンツ側が有利な点は大城壁とギリシャ火くらいのもんだな。
何より補給面での十字軍側の優遇ぶりがたまらんなー
仮に元寇に関してもベネチア級の海軍が遠征を手配し補給と増援を行ってたら
えらいことになったろうな。