07/11/05 16:28:17
>>552
えーっと、ソースは忘れたが量産性を重視して設計されたP-51の部品数は零戦の半分ぐらいじゃなかったかな?
それに零戦は軽量化のためにあちこち穴を開けたりしてたので工作にも手間がかかっていたはず。
そもそも日米では工業力に大きな差があるし世代も性能も違うP-51Dの値段を持ち出して計算することにあまり意味があるとは思えない。
あり得ない話だが特攻機として使うにしても零戦52型は250kg爆弾×1しか積めないがP-51Dなら1000ポンド×2が搭載可能。
訓練についても戦争末期の特攻機でさえ100時間程度の飛行時間を要している。
当然それだけの燃料も機体も必要になるわけで水上艦艇の乗組員とは比較にならないコストがかかる。
で、その程度の飛行時間しか経験していない学徒兵は航法も十分でないため出撃したはいいものの
敵艦隊を発見できず僚機ともはぐれ帰還することもできずに自爆することも多かったとか。
特攻の戦果が時期とともに低下していったのは米軍の防空強化もあるが搭乗員の錬度低下も大きな原因だよ。