07/10/30 10:20:03
>>309
ヒトラーは日本が対ソ参戦してくれると信じていた。
ヒトラーが自殺する数ヶ月前にWW2を総括する手記を残していて、
今は日本でも出版されているが、
URLリンク(www.harashobo.co.jp)
そこにはバルバロッサの時点で日本が対ソ参戦してくれていれば、
41年中に独日の勝利は決したはずで、ロシアの大地で日独は手を結び、
今後我々に手出しをできる国は世界に存在しなくなっただろうに、
「なぜ参戦してくれなかったのか、それだけが未だに謎である」という事を書いている。
バルバロッサ作戦を日本に伝えなかったのは、奇襲を成功させるために
情報が漏れない為の措置として当然のもの。日本が真珠湾攻撃をナチにぺらぺら漏らしてないのと同じ。
この書籍では、ヒトラーは
「我々は今次大戦を通して、日本をより尊敬することを学んだ」
「日本は良く戦ったし、最期の瞬間まで我々の盟友でいてくれるだろう」
と日本に手放しで感謝しているが、その中で唯一の不満といえるようなものが
例の対ソ参戦と、フランス攻略時に対英参戦してくれなかった事の二点だけ。
また、他の同盟国に関しては
「フランコは、私が強固に要求すれば参戦したことだろう。しかし私はそうしなかったし、それは間違いではなかった。
スペインの戦力はほとんど役に立たなかっただろうし、戦略的にはジブラルタルを占領することが見込めるくらいで、
その代わりに長大な海岸線を防衛しなくてはならない大きなリスクを背負い込む羽目になっただろう。」
「ムッソリーニには自重させるべきであった。イタリアは戦争するには明らかに準備不足で、ドイツの脚を引っ張ってばかり、大きな失敗だった」
と非常に辛口で、全く当てにしてないことが書かれているんで
日本に対する評価は、例外的に、非常に過大なもの。