07/09/30 15:36:39
軽空母って実は思われてるほど安くないし、戦力的価値もない。
1.E-2Cホークアイが運用できないから空中早期警戒ができない。
2.2万トンクラスなら搭載機数はF-35×10機ちょっと。一度に作戦に投入できるのは一ケタの機数。
3.「軽空母は安くてお得」も怪しい。建造・人員確保・整備施設・艦載機購入・飛行隊編制など
導入だけで5000億~6000億は必要。毎年の維持運用費も合わせると莫大な予算が必要。
4.空母に予算を食われて、他の艦艇がショボくなる。英仏海軍を見れば明らか。
5.フォークランドで軽空母を有効に活用した英海軍も、財政が回復したから次期空母は正規空母。
仏海軍の新空母も正規空母。世界の海軍が正規空母回帰の流れの中で、2010年代に軽空母導入は時代錯誤。
6.そもそも日本に空母が必要ない。世界戦略もなく、海外領土もないのに、空自のエアカバーが
届かない海域で、米空母と共同で海上航空戦力を投入して軍事作戦を行う必要性がない。
軽空母の弱点である防空などは米海軍に頼ることになり、かえってアメリカの足手まとい。
財政難で防衛費の増額がありえない現在、空母を導入すればDDの更新も遅れ、
海自全体の戦力はかえって低下する。