07/10/29 23:01:43
十八世紀初期、プロシャ建国功労者フレデリック・ウィリアム皇太子は戦陣において一人の少佐を呼んで詰問した。
「なぜ、お前は作戦に失敗したのか?」
少佐は「私は皇太子からの直命のとおり作戦しました。間違っていません!」
「階級は何の為にあたえておるのか?命令違反するときを判断できるものにあたえられているのだ。
規則どおり、命令どおりするだけなら貴様は将校ではなく、兵士でよい」
とウィリアム皇太子。
これ以来、軍隊の階級の意義は、この考え方が常識となっている。
もちろん、この前提として、きっちりとした行動規範を策定しておくというのはあるけどな。