08/01/21 00:29:08 yFjz3yYl
>>739 >>また条約などは破棄しても別段苦にしない、特別な性格を持っている
いやしくも日本の条約は、すべて天皇の御名御璽で発効されており、それを
破棄することは、近代立憲君主としての「日本国天皇」の名誉に泥を塗る
ことになる。下賎の身分から成り上がった松岡洋右にとって、自身の野望は
国家や天皇の名誉より重いのか―。
『昭和天皇独白録』を読むときは、こうした行間を読む必要があります。
また松岡が第2次近衛内閣で外相になるとき、昭和天皇から「外相の松岡は
危険ではないのか?(ついでに陸相のヒデキも同様w)」と言われましたが、
同じ外交官の広田弘毅も首相になるとき、天皇は西園寺に「広田で大丈夫か?」
と念を押しています。
松岡がひと段落しましたら、広田弘毅を少し取り上げる積もりです。同じ外交官で
連続して比較したほうが、より多くのことが見えてくると思ったからです。