08/01/14 23:55:54
>>689
松岡自身はジュネーブで東京(内田)の硬直した外交方針と、
必死に戦って譲歩と連盟残留を勝ちとろうとしています。
連盟では満州国の建国を認める用意は各国にはないものの、
妥協の余地はあり、日本にとって本来そんなに悪い状況ではないので。
それでも焦土になっても原則を貫くと内田は叫んで、
実際に日本は焦土になりました。
>>690
有名な「十字架上の日本」演説ですね。
松岡全権は自分が最後まで絶対に反対な連盟脱退を、
美辞麗句をもって強烈に擁護せねばならないという、
ものすごく皮肉な立場に追いこまれて、
それをあまりに効果的に行いすぎたとでもいえるでしょうか。