08/01/14 23:41:01 VKfPTywH
すでに閣議では、日本の主張である満州国建国が認められなければ(リットン
報告書が採択されるならば)、総会から代表(松岡洋右)を引き揚げることを
決定していた訳です。「これは連盟からの脱退もやむなし」とするものです。
それに対する松岡の返事は、「脱退のやむなきにいたるが如きは、遺憾ながら、
あえてこれをとらず」とあくまで日本が国際連盟に残る事を主張していました。
松岡は1932年12月8日の特別総会で1時間20分にわたる演説を準備原稿なしで
ブチかまします。それは―、
●「欧米列強は20世紀の日本を十字架の磔刑に処しようとしているけれども、
イエス・キリストが後世になって理解されたように、日本の正当性は必ず
認められるだろう」という日本をキリストに喩えた内容でした。
現代の私達がこれを読んで『正直引く』ように、列強のキリスト教国からは
猛反発を買うような結果となりました。むしろ挑発でしょうw。