07/12/19 00:58:56
まず『第一次国共内戦』から始めましょうか。もちろん蒋介石と毛沢東の
骨肉の争いですが、1930年から1934年にかけて行なわれました。
日本軍とは全く関係ないように思えるかもしれませんが、満州事変が1931年で
その後の第一次上海事変、熱河作戦も途中で絡んできます。蒋介石も一時下野を
余儀なくさせられ、毛沢東もまた党の指導に服従させられるなど、噛めば噛むほど
肉汁が溢れてくるのに似た、考察のしがいのある時代です。
北方では日本が着々と「満州建国」を進めていますしね。日本にとっては
絶好の火事場泥棒の機会ですし、逆に支那にとっては非常に苦しい時代です。
まあ、全てが連動している訳です。
さて「第一次国共内戦(剿共戦)」に触れるには、先に『中原大戦』を押さえておか
なければなりません。1930年に反蒋介石の軍閥が起こした一大クーデターです。