07/09/17 20:44:23
>>348 >>松岡というのは気の毒な男なのです。
松岡洋右が判決までに病死しなかったら(絞首刑になっていたら)、広田弘毅が
死罪を免れた可能性が高いです。
東京裁判というのは、支那(蒋介石)の『報復裁判』でもある訳ですが、中国に
とって松岡洋右はどうでもいい存在でした。しかしニュールンベルク裁判になぞ
らえれば、ナチ党の外相『リッペントロップ』のカウンターパートが松岡であり、
無論のことリッペントロップは死刑です(処刑の順序も一番先)。
もちろん松岡洋右をリッペントロップと「一緒くた」にして良いかどうかは、
非常に苦しいところですが、報復裁判とは戦勝国側の『宣伝』の場でしか所詮
ありません。選挙民に分かりやすい論理が立てば、それでいいのです。
松岡を死刑にしたかったのは米国とイギリスですが、仮に広田でなかったと
しても、板垣征四郎・松井石根・土肥原賢二の誰かが助かったでしょう。