07/09/12 23:18:00 AI0orwSQ
>>319 >>板垣は「どっちでもいいや派」か「なるようになるさ」派です(藁)。
板垣は良く言えば「清濁あわせ呑む茫洋型」、悪く言えば「ちゃらんぽらん」です。
一度は正直に「そんなこと(支那事変の早期解決)は無理」と断るのですが、どう
してもと頼まれれば●『じゃあ1曲』とばかりに引き受けてしまうところに全てが
表れています。カンジを許容できるのですから、その度量は想像を絶しますw。
まあ、それはさて置き、参謀次長の多田駿とは同じ「支那通軍人」。そして多田も
東北の出身(伊達藩)でしたから、もともと私生活でも親しかったと云います。更に
板垣は陸士16期、多田は15期で直近の先輩・後輩にあたります(ヒデキは17期)。
ですので、参謀本部と陸軍省の打ち合わせは、多田(参謀次長)が直接、大臣室に
行って「おい板垣」という具合にトップ同士で話を付けました。本来、意見が対立
するはずの参謀本部と陸軍省ですが、人物の組み合わせによってはこういうことが
起こり得ます。もちろん頭ごなしにされるヒデキは、面白いはずがありませんw。