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さらに1932年1月23日(満州事変の翌年)、関東軍参謀長の三宅光治少将が
『催涙弾・くしゃみ弾』2500発の支給を求めてきたことがありました。これに
対する陸軍省の回答は『否』であり、その理由として
●毒ガスの使用は、国際的には禁止が約束されている。たとえ土匪の掃討といえども、
正義を誇る日本軍隊が帝国外の地において、支那土匪に対して使用するのは国際法
無視の謗りを免れない。とくに列国の同情を得ようとする支那は「大々的宣伝」に
利用する可能性が高く、列国の反感を増長する恐れがある。
●毒ガスの使用は単に土匪に対してのみならず、良民に対しても一様に被害を
与えるものであるから、帝国軍隊の標語とする良民の保護、土匪膺懲の主義に
大きく反するものである。
実際に『支那事変』が拡大すると、こういった方針は吹っ飛んでしまう訳ですが、
まあ、戦争なんで華麗にスルーですw。また『きい』も使っている可能性が非常に
高いでしょう。