07/09/17 01:04:10
ロシア革命が起こった時に唯一まともな戦力を保持していたのがカフカス戦線のロシア軍。
終始トルコ軍を圧倒していた。
正にアジア太平洋戦争における中国戦線の日本軍状態。
戦闘には勝っているのにどう言うわけか戦争を止めなければいけない。
将兵の間では大きな不満が続出したとの事。これは厭戦気分が高まり脱走兵が続出していた他の戦線では
決して見られなかったこと。最後の最後まで戦闘では負けていないトルコに降伏する事をよしとせず、戦いながら見事な撤退を
やってのけた。士気が非常に高く、自身は負けたと思っていない。
当然彼らは「勝っていたはずの戦争」を無理やり止めさせられて大いに不満であった。
もちろん彼らがソビエトに反抗して白軍の主力となりロシア南部で赤軍と激しい戦闘を行ったのは自明の理。
中国戦線の日本軍と言い、勝手に本国が降伏して戦争を停止したのではさぞかし不満だったのでしょう。