兵站・補給について語るスレat ARMY
兵站・補給について語るスレ - 暇つぶし2ch10:Lans ◆xHvvunznRc
07/05/16 19:48:51
>「米軍以外では糧秣は現地徴集が基本」

上では北アフリカ戦線は成立しない事になります。
北アフリカ戦線の主要参加国は、英連邦/イタリア/ドイツでありアメリカは末期に関わった程度です。
ここでは、食料どころか水さえも、本国とは言いませんが後方の拠点から最前線の拠点まで運ぶ必要がありました。

また師団単位の部隊が動くという事は地域の人口が一気に数十倍に膨れ上がる事を意味しますので、
食料の前送がなければ、現地調達だけではとても給養を維持できません。

欧州であっても冬の東部戦線で現地調達基本など狂気のさたであります。

確かに軍の給養全てを前送で間に合う訳ではなく、現地調達は恒常的に行われてましたが、
それは不足分を補うのが基本です。

その不足分は普段の地域人口と展開する部隊規模の違いにより、
部隊としては、ちょっとした不足の現地調達であっても現地にとっては
破滅的な調達になる場合が多々あり、それが結果として
「軍隊は現地からの物資で動く」という神話というか誤解に繋がり、それが一般には信じ込まれてると…

戦争で展開する部隊とは、通常地域人口に比べそれほどの密集人口の移動でもある訳です。

じゃ、通りがかりなので ノシ

11:Lans ◆xHvvunznRc
07/05/16 19:59:33
あ、ちなみにWW2えは鉄道での物資移送が基本であり、駅から最前線までがトラックなどの車両輸送です。
これも例外が米軍。

各師団の補給トラックさえも集中し組織したレッドボールエクスプレスと呼ばれた車両輸送を組織して
ノルマンディーからの補給を維持しました。

1944秋以降にようやくアントワープを確保し、主要補給港から前線までの距離を短縮できましたが、
それでもレッドボールエクスプレスが主要な補給ルートとして終戦まで稼動。

実質連合軍の大動脈として活躍。

で、こんな無茶なことができたのは米軍だけというのも事実。
(ソ連は米からトラックを供与されて、それで兵站を維持してましたし)

あと、兵站や補給というとレンドリースがらみで大西洋通称破壊/船団護衛とか援ソ船団とか
太平洋の島嶼上陸船団の物資輸送とか面白いけど…後は誰かまかせたww

じゃ ノシ

12:名無し三等兵
07/05/16 21:22:44
ソロモン諸島も現地調達できるほど土地が豊かではなかったり

13:名無し三等兵
07/05/16 21:27:57
兵站として忘れてはいけないものの一つ。

「士気向上のための施設等」
例えば郵便なんかもそうだね。前線にいる兵士への最高の贈り物は家族からの手紙だったりするのはだいたいの国で共通する話。

あとガス抜きのための娯楽施設なんかも兵站(後方基地に多いが)によくあるもの。
武器弾薬、食料、燃料、装備品だけではないよというのがポイントかな。

以上、通りすがりでした。

14:名無し三等兵
07/05/16 21:29:40
正直補給戦スレで1がネタを振ればよかったのではないだろうか

15:名無し三等兵
07/05/16 21:31:50
>>12

それだから、「現地調達」の原則で活動したWW2の帝国陸軍が、海軍に依頼してやったのが「トーキョーエクスプレス」というのはよく知られた話。

これが帝国海軍の駆逐艦をすり減らした根源と思っているのだが。



16:名無し三等兵
07/05/16 21:35:50
>>15
いや、航空優勢握れれば普通に運送艦使ったと思います。

17:兵站次郎
07/05/16 23:14:25
>>10
ええ、北アフリカ戦線の特殊性は認識しておりますし、他の戦線でも戦場やすぐ後方で徴集できるとは思っていません。
ただ>>3に書いた「現地徴集」には、戦線後方の占領地での購入を含んでいるです。

とはいえ、
>また師団単位の部隊が動くという事は地域の人口が一気に数十倍に膨れ上がる事を意味しますので、
の部分から、占領地後方でも大部分を賄うようにするのは無理かな、と思うようになりました。

18:兵站次郎
07/05/16 23:49:46
>>12>>15
大井氏の「海上護衛戦」によれば、陸軍は割当てられた船舶を兵員輸送だけでなく食糧輸送にも使ったという文があります。
つまり現地徴集で無く本国からの輸送もきちんと考えられていたということ。
実際にはボカチン食らって結局駆逐艦輸送が行なわれたのだけど。

>>14
スレ検索したけど見つからなかった

19:Lans ◆xHvvunznRc
07/05/17 00:23:21
>17
>戦線後方の占領地での購入を含む

この場合、その後方の定義により大きく変わりそうです。
そもそも独の場合、東方へ生活圏を拡大する目的も含めてのソ連侵攻な訳であり、
そこからの収穫を部隊というより国家の食料調達という規模で考えていたので…

ただし、占領したからすぐに大規模な徴集/収穫が実施出来る訳でもなく、
それなりのインフラやシステムの構築が必要です。

よって占領しても、即時そこからの徴集/収奪/収穫を中心とした軍隊給養は問題山積みと思われます。

また国家の食料を自給自足している近代国家があるのか?という話にもなりかねず
戦線後方での購入=食料の輸入と考えると、これまた意味合いが変わってくるものと思われます。
そういう意味で、後方での食料調達を論議する場合、その範囲を定義しないことには
話の収拾が付かなくなる恐れがあると思われます。

ちなみに軍隊給養の規模のヒントとして
1個師団は1万~2万名前後、軍団となると数個師団+支援部隊で多くなると10万名前後まで膨れ上がり軍で数十万名です。
軍集団になると、100万名近くの規模になります。ともかく兵站とは、これだけの人員を給養すると言うことですね。

占領地が裕福な土地であれば現地給養も多少なりとも可能でしょうが、戦争で荒廃した地域で
これだけの人員を現地徴集を主力としてまかなうのは、はなはだ厳しいものがあるのではないかと…
ただ、後方…既に占領後数年たち、ほとんど植民地化されつつあるような後方地域から物資食料を購入するというのはアリ
というか、そのような地域を獲得するのが戦争(侵略側)の目的のひとつであるという場合は確かにありますが、
それを現地徴集と呼ぶのは語弊がありそうに思えます。

20:名無し三等兵
07/05/17 00:26:48
>>18

帝国陸軍は自前で輸送船を抱えていたんですが、確執なんぞもあったために
護衛なしで前線に物資を運ぼうとして、米潜水艦のおいしい標的になってしまったんですよね。
で、前線への補給ができなくなって海軍の助けを受けたということですね。

物資自体、魚雷の爆薬の代わりに詰め込んでいたために、駆逐艦の旨みである水雷戦ができなくなっていたというのも哀しい事実ですな。

そういえば帝国陸軍も輸送空母を自前で運用していた記憶も....

そもそも帝国陸軍は、島嶼戦をほとんど想定していなかったというのが(tbs

21:名無し三等兵
07/05/17 00:35:10
空母どころか、海軍が護衛に消極的なのに業を煮やして、自前の輸送潜水艇造ってますがな。
WW2で最も多くのフネを運用したのはアメリカ「陸軍」だって読んだ事はあるが、
自前の潜水艇運用した陸軍は空前絶後だろうな。いしいひさいちの漫画かと。

22:補給三郎
07/05/17 00:49:53
個人的にはケースバイケースだと思いますね・・
肥沃なウクライナなどでは、小麦や家畜などはかなり現地調達が可能だったんじゃないでしょうか
(むしろ本国より食料事情良かったりしてw)
もちろん最前線の兵隊が民家を回って小麦粉の袋を取ってくるとか、そういう話じゃなくて
軍や軍集団レベルの後方地域などで計画的に現地の食料を調達できる、ってことですけど・・

ちなみにドイツ軍師団の1日あたり食料必要量見積もりは小麦粉約10トン、牛10頭+豚100頭って感じだったそうですね
これにジャガイモや豆類が加わるのでしょうか?
(小麦じゃなくてライ麦かも)
北アフリカではイタリア製の缶詰などをドイツ軍も食べていたらしいです

23:補給三郎
07/05/17 01:08:17
食べ物といえば海軍は海軍でこれもけっこう面白いです
数週間から1ヶ月以上に及ぶ長期航海になると・・
最初の数日は新鮮な魚や野菜などもあるんですが、だんだんと芋類や肉類などがメインになり
肉も日がたつにつれて臭くて固い肉になり
やがて大根の切干やイワシの缶詰などが少し出るだけになり
最後のほうは毎日干し菜(いわゆる乾燥野菜か)の煮物になっちゃったそうです

おなかは空くし、見える物は海と空ばかり、まわりは床も天井も壁も殺風景な鉄板で、
もちろん女っ気も皆無だし、毎日理由もなく殴られるしで、
水兵さんたちもだんだん殺気立ってきてケンカが多発したりするらしいw

24:兵站次郎
07/05/17 08:11:01
おはようございます。
>19
現地徴集に戦線後方の占領地での購入を含めると色々面倒な事になりそうなので、
戦線後方の占領地での購入にポイントを絞りたいと思います。
定義ですが、次のようなものでどうでしょう。
・「戦線後方の占領地」とは対象となる戦争中に占領した地域のうち、対象となる戦線と本郷の間に位置する地域

つまり東部戦線の場合、ウクライナは含まれるが、フランスは含まない、と言う事。

>ただし、占領したからすぐに大規模な徴集/収穫が実施出来る訳でもなく、
>それなりのインフラやシステムの構築が必要です。
これに関しては、短期間なら既存の兵站システムの活用と軍票などによる購入で可能だと思います。下のほうに
>軍集団になると、100万名近くの規模になります。
とありますが、移動中の軍隊にとってその地域で購入する食糧は数日分だけです。
一万人の人口を養う地域に100万人の軍隊が来ても通過に3日しか掛からなければ1%の増加に過ぎません。

問題は戦線が膠着し動かなくなった場合。
この場合は逆に本国やそこに近い占領地からの輸送インフラが組まれてそこから送られると思います。
ただ戦線があるのがウクライナやフランスや、日本の事例だと中国やフィリピンの場合、本国よりも豊かなのでそこから輸入して直接戦線に送る方が多いとも思います。
その具体的比率が知りたいのですが、いい資料無いかな。

あと、まぐさに関して書きたかったけど時間が無くなったので後で。

25:名無し三等兵
07/05/17 10:04:32 sdismdom
米軍の調査記録を見る限り、
ドイツの糧食補給は、戦闘地域に関しては全て本国から供給。
フランスのような占領地域では、パンと飼料以外は、現地購入となっているね。

で、この本国での糧食集積は、徴兵軍管区(Wehrkreis)毎になされているから、
例えば、WehktkreisIに属する各師団にケーニヒスベルク等三箇所からの軍用貨物列車が糧食を輸送する。
無論、同一管区に属する師団が同一の軍・軍集団や地域にいるわけでないので、
途中の操車場で貨車ごとに編成を変え、管区内師団が属する軍端末駅に向かう。

各軍では、28日前の糧食人数から基づく必要食料10日分を常に備蓄するようになっているから、
逆に本国からの輸送日数の最大見積もりは28日ということもいえる。

このドイツ軍の兵站管理はOKHのAmtsgruppe Verpflegung und Beschaffungが担当しているが、
考え方として、現地調達は計画的な糧食補給を担保できないとしている。

ドイツ軍の糧食貨物列車は大まかに6種類に分かれるが、1編成で約450トンを輸送している。

文献を見る限り、軍集団が糧食補給に関与したという記述は見かけない。
また、軍本部で、食料の現地調達を実施したという記載も見かけない。

むしろ、最前線近くでの、中隊主計官が現地での食料調達に奔走する記述が多く。
軍物資集積所に備蓄された糧食の最前線への配分が手際よく行われなかったケースの場合、
最前線でなんとかやりくりしていたのが実情にちかいのではないかと思われる。
なにせ、降伏間近のスターリングラードですら、第6軍の物資集積所にはなお、
食料等相応の備蓄があったとされているぐらいだからww

26:名無し三等兵
07/05/17 10:25:17 VoLzndBt
>>11
連合軍がアントワープ確保以後はトラックじゃ無く鉄道だよ。
港から主要補給集積地付近までは鉄道。
勿論、主要補給基地から前線まではトラックだが。

27:名無し三等兵
07/05/17 10:33:10
>>25
>なにせ、降伏間近のスターリングラードですら、第6軍の物資集積所にはなお、
>食料等相応の備蓄があったとされているぐらいだからww
確かに降伏後のソ連側の捕獲物資のリストを見ると、なんでこれで降伏したんねん?って思うけどね。
ま、帳簿の数字と実態はかなり違うのだろうけど。

28:名無し三等兵
07/05/17 10:41:45
兵站システムが麻痺してくると、往々にして起きるのが
「必要な物資が必要な場所に届かず、必要で無い場所に溜まる」
つまりある所にはあるが、必要な所には全く届かない。届ける術も無い。
負け戦側の兵站は末期になるとだいたいこんな感じ。

29:名無し三等兵
07/05/17 11:11:52
戦局が悪化して届ける手段が断たれるから、必要ない場所に溜まって必要な場所に届かないとも言えるな。

30:名無し三等兵
07/05/17 14:43:13
>>28 日本のタンカーが払底した戦争末期、インドネシアの油田地帯では
油が滞貨してどうしようもなくなり、焼却してたとかいうもんね。


31:兵站次郎
07/05/18 07:10:38 3f23SWjU
おはようございます。
>>25
詳細な資料を提示していただきありがとうございます。
こういう具体的な数値を知りたかったのです。
なるほど、計画的な糧食補給を担保できないという考えから
計画段階で現地調達を組み込まないのですね。
旧日本軍でも物資の調達は留守師団の役目だし
それらを最初に集積する兵站基地は師団管轄区ごとに置かれるから、
計画段階では現地徴集は、当初は考慮されてなかったのでしょうね。
(まあ日本軍の場合は現地自活の部隊とかも作られたけど)

最初に思っていたのとは正反対になりましたが、
詳細がわかってすっきりしました。

32:兵站次郎
07/05/18 07:20:28 3f23SWjU
ああ、そうだ。秣のことを書こうと思ってたんだっけ。
昔の軍隊は自動車化されて無い限り軍馬を結構使用していた訳ですが
馬は人間以上に食料(飼料)が必要な訳で
それらに関しては流石に現地で得るしかないのかな、とも思います。
もっとも圧搾馬糧もあるから、本国から送る事も不可能ではないかな。

それじゃ、以後は名無しになります。

33:名無し三等兵
07/05/18 07:28:19
>>23
それはどの時代の海軍の話でしょうか。
現代なら冷蔵庫とかありそうで(それでも生鮮食料は早めになくなるのだろうけど)
乾燥野菜だけにはならないのでは。
あるいは食糧庫の容積の問題か。

補給に関して帆船時代の海軍とそれ以降の海軍で大きく変わったのは真水の確保ですよね。
帆船時代は船上では真水がものすごく貴重だった訳ですが
蒸気機関が一般化すると海水から作れるようになるから
貴重ではあるけど帆船時代ほどではなくなった。
その代わり、燃料の補給が必須になったけど。

34:補給三郎
07/05/18 16:24:22
>>33
読み直してみれば書いてませんね、申し訳ない、もちろん先の大戦での帝国海軍の話です
当時はまだ冷蔵庫のある艦船は少なくて、給糧艦とか潜水母艦とかの特殊な船を除けば
大和級戦艦ぐらいにしかなかったんじゃないでしょうか
(逆に大和の大型冷凍冷蔵庫は有名ですね・・内部の面積が200平方メートル以上あって全乗組員の1ヶ月分の食料を貯蔵できたとか)

特に小型艦は、もともと航続距離が短い船が多いために長期無寄港の航海をするケースはそれほど多くないんでしょうけど、
そのぶん食料庫なども小さいのでやりくりがたいへんだったようですね
ちなみに、野菜類は冷蔵庫じゃなくて野菜庫というところに入れるみたいです
まあ、潜水艦は狭い上に火すら使えないのでもっと悲惨ですがw

と、それじゃわたしも名無しに戻ります

35:名無し三等兵
07/05/18 21:10:30
>>27-29
負け戦でなくても攻めてる側が進軍が早すぎて補給が追いつかない場合もあるな。
ただそっちの場合は進軍が止まると徐々に補給も正常になるところが負け戦と違う。
いかに渋滞を緩和し補給端末駅を先に延ばし大量の列車やトラックを通すか。
負け戦だと列車やトラックの確保も必要か。

36:名無し三等兵
07/05/19 21:26:18
>>28-29
海上護衛戦に、大陸から運んできた大量の食料が朝鮮の港に山積みになってたとありましたな。
無い無いづくしの日本でさえあるところにはあった。

37:名無し三等兵
07/05/20 12:52:47
質問です。
連隊単位での必要な物資量というのは、1日当たりどれくらいになるのでしょうか?
平時と戦闘任務時での違い、
食料や医薬品などの通常物資と
燃料や消耗部品などの機械維用物資、
弾薬や修理交換部品
といった事などについて分類ごとに教えていただけませんでしょうか?
もしくは詳しいサイトを紹介していただけるとうれしいのですが。

38:名無し三等兵
07/05/20 20:55:14 JM26jiAK
>>37
初心者質問スレで聞いた方がいいかもしれないけど、
そっちも必ず回答が出るとは限らないからなあ。
まず時代や国によっても違うだろうし、連隊の兵科や自動車化の有無によっても変わる。
さらに軍事板FAQによると攻撃時と防御時でも必要量が違うとのこと。
以下、FAQにあった数値をあげるが、そこのは1個師団なので
歩兵やら砲兵やら含んでいる数値です
(ちなみに1980年代の米軍とのこと)

.    食糧   燃料   弾薬  医薬品 その他を含む合計
攻撃 51    660    2500  55      3300
防御 49    366    3500  50      4000
追撃 50    816    410   44      1400
準備 48    240    438   20      750

単位はトン/日
URLリンク(mltr.free100.tv)

さらに細かい値は識者待ちかな
ひとまずageてみる

39:名無し三等兵
07/05/20 21:13:53
なんと!
非常にすばやいご回答、ありがとうございます!
しかし1日で数千トン、ですか。すさまじい量の物資が必要なのですね(汗)

そのほかの詳しいこともお教えくださる方、おられましたらお願いいたしたく存じます。

40:名無し三等兵
07/05/20 22:23:09
>>36
それは、船がないから・・・

41:名無し三等兵
07/05/21 13:53:28
>38
弾薬を1日3500t撃ち込む師団っていったい・・・


42:名無し三等兵
07/05/21 21:55:08
>>38の数字がいまいちピンとこないな
事前集積船とか、いまの何倍も必要にならないか?

43:Lans ◆xHvvunznRc
07/05/22 02:22:35
70年代の陸自師団の一例
弾薬だけですが 防御:555t/日 攻撃:493t/日

火器1門あたり
着上陸防御
 小銃:165発
 機銃:380発
 迫撃砲:325発
 榴弾砲:315発
 戦車砲:43発

攻撃
 小銃:53発
 機銃:320発
 迫撃砲:67発
 榴弾砲:215発
 戦車砲:27発

防御
 小銃:185発
 機銃:695発
 迫撃砲:148発
 榴弾砲:250発
 戦車砲:25発

後退
 小銃:53発
 機銃:172発
 迫撃砲:34発
 榴弾砲:75発
 戦車砲:14発

44:名無し三等兵
07/05/22 17:17:25 7SGHRCsS
WWIIのドイツ軍の物資消費量に関していえば、文献によりまちまちなので、
確答は難しいが、

1941年時点で、一日の物資消費量は以下のとおり(非戦闘時/攻撃戦闘時)
一個装甲師団 30トン/700トン
一個歩兵師団 80トン/1100トン
(US.War Dept.調べ)
歩兵師団の方が消費量が多いのは、軍馬の消費量が馬鹿にならないこと。
戦闘時は差が大きすぎるが、歩兵師団の頭数が装甲師団に比べ3000人(1個歩兵連隊分)
に起因するものと思料。

網羅的な数字はないので、いくつか事例を列挙しておくと、

第12歩兵師団:1941年6月22日から12月31日までの、総食料消費量は8110トン
一日平均45トン

第5歩兵師団:1941年8月7日から8月22日までの、弾薬消費量は以下の通り。
小口径弾薬(小銃等) 126.2トン
中口径弾薬      437.4トン (17496発分)
大口径弾薬      335 トン (5103発分)

以上、中途半端な史料しかない、申し訳ない。

45:名無し三等兵
07/05/22 18:55:48
うわあ、すごいすごい!
すばらしい資料の嵐ですね、みなさん!
なんだか幸福の海をたゆたっているような気分です。
ありがとうございますm(_ _)m

46:名無し三等兵
07/05/27 00:51:59
しかし、WW2の諸国の数字を見るたびに、日本の基数って見積もりが甘いと感じてしまう。

47:名無し三等兵
07/05/28 16:50:38
当初は野砲の1基数を300発にしようとしたが、乱費を戒める為に100発にしたとか。
ノモンハンで大盤振る舞いした弾数(事前集積した弾数)が1門あたり5基数
(全体では82門に対し23800発)というのも泣ける。

48:名無し三等兵
07/06/02 23:23:59
保守

49:酷使様
07/06/02 23:53:54
真に効率的な輸送のためには、現地倉庫を省き、生産地での待機や低速輸送手段を積極利用すること
などによる、流通フロー全体の管理と最適化が絶対に必須だ。

この概念は各駅、各港湾での直感(とにかく物質を次のとこに送ればいいんだろ!)に完全に
反するから、輸送シミュレータの無い時代にはものすごい無駄があった。

今でさえ、広義のフロー(複数のルートを持つ工程)における待機の意義を理解せず、
不要な物資の集積=在庫を見ても何とも思わない人間は多い。
末端に届かない努力は、無駄であると同時に、フロー全体の堅牢性を損なっているにも関わらず、だ。

50:名無し三等兵
07/06/02 23:57:51
壮大な釣りだな、ヲヒ

51:酷使様
07/06/03 00:24:58
各ポイント間を結んだ輸送経路上に隘路が存在する場合、隘路以外への注力は無駄だ。
隘路の前への注力は隘路に在庫を生み出し、隘路の後への注力は遊休輸送能力にしかならない。
ある程度の緩衝としてなら遊休輸送能力は無駄ではないが、それは隘路解消が不可能な場合のみ
意味がある。まず最初に行う努力は、隘路解消への注力でなければならないのだ。

これを日本海軍に例えるなら、当然のことながら海上輸送が隘路に当たる。狭まりつつあった隘路を
放置したことが、国家の流通フローを滞りを生み、兵站を麻痺させ、敗戦へとつながった。

全てが終わった後に見れば、隘路は自明である。しかしリアルタイムに隘路を見つけ、
その部分の改善のみ全力を傾けるという決断を下すことは容易ではない。
だが事実として、兵站全体は隘路に支配されている。隘路の改善が為されなければ、
他の努力は呪うべき在庫の山を生み出すだけなのだ。

52:名無し三等兵
07/06/09 05:54:38
湾岸戦争では米軍が伸びきった陸上補給幹線の維持に腐心しているな。
しまいには東欧からトラックを乗務員ごとチャーターしてる。

その教訓を生かしたのか今サウジでは北方のイラク・クウェート国境方面に急ピッチで
鉄道を建設しています。
ダーランからキングハリド軍事都市あたりまで延びれば相当有事の補給も楽になるかと。

53:名無し三等兵
07/06/13 13:45:27 IRyTAow2
あげ

54:名無し三等兵
07/06/13 14:59:50 Z8EKz6HF
C-X改。


55:名無し三等兵
07/06/23 13:37:30 0ftnQoCw
あげ

56:名無し三等兵
07/06/23 18:49:59
 現代戦での鉄道による補給ってどうなんだ?空爆やゲリラのRPGで終わり
だろう。そもそも現代のアメリカ軍に専門の鉄道保守要員の部隊ってあるの
か?保守・整備要員がいないと鉄道動かないだろう。

57:名無し三等兵
07/06/24 01:37:44
前線のすぐ後ろまでは無理にしても、補給拠点となる大都市-港間には有効だろうし、
そういう所なら軍が直接保守しなくても良いと思う。
トラックで輸送する場合にも後方地域は民間委託だし。
鉄道保守部隊は現在のアメリカ軍には無さそうな感じがする。

58:名無し三等兵
07/06/24 07:29:44
>イラク向け物流の中心的役割を担っているトラック輸送については、
>トルコ人運転手がイラク領内で、攻撃や誘拐によって殺害される事件が相次い
>でいる。輸送経路の安全確保の面から、鉄道輸送が果たす役割は大きい。
速度出せない市街地で、仕掛け爆弾にやられるよりは、設置にコスト掛かっても
鉄道の方が安全かも。

>>56
そこでRPGを出すと一気に厨臭くなるな。
路線狙うにしても車両狙うにしても仕掛け爆弾だろ。

59:名無し三等兵
07/06/24 15:06:02
米陸軍の重車両の輸送は鉄道主体じゃなかった?
ワルシャワ条約軍との全面戦争では、鉄道で戦域に重車両を輸送する構想だったので
トレーラーのような重輸送車は殆ど装備してなかった。
本国での輸送もまた然り。
湾岸の時にはサウジの主要補給路を移動するための重輸送車が圧倒的に少なくて
同盟国から借りてたし。

まあ、今はどうなのかは知らないけど。

60:名無し三等兵
07/06/24 15:55:23
 訓練地への移動とか安全な地域での移動はともかく、戦地近くは自走か
専用車両による輸送が主になる。湾岸の時、重輸送車借りたのは純粋に足り
なかった面もあるが、地面ボコボコにしてサウジ国民の感情を悪化させない
為の配慮って側面もある。イラクがクゥエートに侵攻した際、アメリカは
中東地域に物資集積所が無く、補給・通信網を一から作らねばならなかった。
 ワルシャワ条約軍との戦争の場合、ドイツを中心に事前準備が出来てるか
ら、そこまで補給に時間取られる事はなかっただろう。ただ実際に起こったら
核のパイ投げになるからどこまで真剣に行われたかはわかんない。

61:名無し三等兵
07/06/25 05:09:03
>核のパイ投げになるからどこまで真剣に行われたかはわかんない。

Dr.Strangeloveか!Σ(゚Д゚; )

62:名無し三等兵
07/06/27 10:13:12 UJm85GAo
鉄道輸送を守るには装甲列車の出番ですよ
現代の技術でつくる装甲列車ってどのようになるんだろ

63:名無し三等兵
07/06/27 10:15:06
映画にでてきた装甲列車はハァハァするよな。
「スターリングラード」「ドクトル・ジバコ」が2大ハァハァだ。

64:名無し三等兵
07/06/27 12:05:06 vVsbQGFd
C-X改。



65:名無し三等兵
07/06/27 12:12:34
まだ出来てもいないもんを改造するんかい・・・orz

66:名無し三等兵
07/06/27 12:31:14 vVsbQGFd
南方の玉砕は、補給能力を失って撤収させられなかった
からでしょう???

ここから、補給能力を100%フル稼働させるのは
是か非かという問題が見えてくるよね。




67:名無し三等兵
07/06/27 16:00:00
>66
交通線が遮断された状態では補給も撤収も出来ない。
補給の維持は継続的な交通線を、撤収には一時的な交通線を確保する必要がある。
遮断された交通線を一時的にも回復できなかったから撤収が出来ないと言うのが正しい。

要する補給ができるなら撤収は理論的には可能でありその逆も然りということ。


68:名無し三等兵
07/06/27 16:34:24 vVsbQGFd
なるへそ。

でも、補給はできるけど撤収させるだけの船がないケースもあり得ます。
おおすみ1隻で10往復して運んだ兵隊さんを一気に撤収させるには、
10隻のおおすみが必要です。

普段は民間に使わせているカゲの輸送船団が必要です。
補給能力を100%フル稼働させるのは、間違いだと思う。




69:名無し三等兵
07/06/27 16:57:35
補給能力を100%使用しても他の地域の補給量を削減してその地域に
回す事は可能だよ。交通線が維持されてるかぎりは、ただ地形的要因や交通
線が遮断されれば当然難しくなる。戦争でいえば渡洋作戦を陸軍が恐れるの
は敗勢になった時、撤収が難しくなるから、同様に要塞戦や離島での戦闘も
同様、旧軍でも要塞での戦闘は忌むべき行為とされ、離島での戦闘なんて考慮
もされなかった。陸軍が北進論を唱え、海軍が南進論を唱えたのも単純に
三国同盟の関係ではなく、船の中で生活できる海軍と兵站線を引っ張っていか
ないと生活できない陸軍との差であったと思う。だがハルノートで石油確保が
至上命題になると陸軍としても南進やるしかなかった。

70:名無し三等兵
07/06/27 18:46:37
帝大や高商から経理部将校・主計士官になった人たちは、何か国家資格めいたもの(会計士や経理士)を付与されていたのでしょうか?



71:名無し三等兵
07/06/28 10:27:59 ZKXb69aZ
>>68
なるへそ。

今後は国際貢献せざるを得ないから、輸送艦を増やさないと。



72:名無し三等兵
07/06/28 17:29:32
クラウゼヴィッツの「戦争論」。
ナポレオン戦争の総括ながら兵站に冷淡。


73:名無し三等兵
07/06/28 17:56:11 ZorGdk4m
平和主義者が兵站を無視する件について

74:名無し三等兵
07/06/28 18:00:03
兵站の要諦が分かってないね。
理想は平坦な兵站だよ。
この奥深さが分かるかねキミ。

75:名無し三等兵
07/06/28 18:02:51
兵站の真髄は駄洒落にある!

76:名無し三等兵
07/06/28 18:14:56
越中はだじゃれの国

77:名無し三等兵
07/06/28 19:05:01
いいから弾をよこせ糞主計ども

78:名無し三等兵
07/06/28 20:54:46
弾の前に食い物くれー
それとみんなマラリアと回帰熱に罹っているからキニーネも。

79:名無し三等兵
07/06/28 20:59:34 A/fz8Aww
つ「すとりきにーね」

80:輜重兵
07/06/28 21:00:10
あたしら蝶々蜻蛉の類いですから
そんな鳥様たちの使うようなもん運べませーーんw

81:輜重兵
07/06/28 21:01:18
電信柱に花が咲いたら持って行くで有ります!!

82:名無し三等兵
07/06/28 22:00:12
>>11
レッドポールエクスプレスは上陸後の極短い期間のみ利用されてたはずですよ。
パイプラインの敷設が進撃速度の追いつかず苦肉の策で取られた作戦で、作戦終了後参加した車両と兵員は使い物にならない程疲弊したそうな。
24時間稼動させればトラックも人もぶっ壊れるわなw

>>26
スターリングラードの包囲下の第6軍のしまり屋の補給将校は栄養失調でバタバタ兵士が死んでいる状況でも市内に幾つもの「満載状態の」倉庫を維持していたのを降伏後赤軍が押収してます。
この行動は包囲されたと第6軍が勘違いした11月中旬から一部の師団の補給将校が「節約」を始め、節約を早く始めた師団は最も早く飢餓の症状が出始めたとか。

東部戦線の現地調達はマジで凄かったようだね。
来年巻く予定の作物の種まで強奪されたとか。現地徴収食らった農民はみんな凍死するなり餓死するなり。
まあ、焦土作戦のついででよかったんだろうけどさ。

結構前に読んだ情報を思い出しつつ書いているので間違いも多々あると思います。
WW2の兵站を見るに付けアメリカは凄いなぁっと感嘆の念を禁じえません。

83:シチュー砲 ◆STEW.ibjrE
07/06/29 01:04:01
>70
現在の公認会計士法の制定は1948年、税理士法の制定は951年です、
それ以前の税務代理士法は、1942年2月23日に制定されてます。
昭和13年より始まりました短現士官ですが、当然ながら国家資格なる
物は、特に有りませんでした。
各大学または、高等専門学校の法経卒業者の中から志望者を募り
その試験は学業成績表と身体検査書を提出し、口頭試問程度でした。
具体的には第8期に任官された方の手記を見ますと、
宗教観の見解やインフレーションに付いて問われたと、記しています。
宗教観は共産主義思想のチェックだろうとしています。

採用と同時に主計中尉や主計見習尉官として任官し、その期間は2年と
されていましたが、実際は終戦まで続きました。
任官後は、築地の海軍経理学校に置きまして、士官としての一通りを
叩き込まれまれ、主計士官と云えどカッター・武術等もしごかれてます。

84:名無し三等兵
07/06/30 13:18:42 auTPUEmW
大クンニは、短現出身。



85:名無し三等兵
07/07/01 08:27:45
そういや中東で物資の運搬中にトラックが狙われるってんで
アメがロボットトラックで無人補給線をとか計画していたけど

あれってどうなったんだろうな

まだ砂丘に頭から突っ込むレベルなんだろうか?

86:名無し三等兵
07/07/01 08:34:37
>>85 Urban Challangeでググルと面白い物がみられますよ。

とりあえず野外の障害物はくぐり抜けられるようになったから、次は交通法規と対向車両なんかを
課題にしてるらしい。

87:名無し三等兵
07/07/01 12:45:22 AbI4bBnJ
軍用トラック。


88:名無し三等兵
07/07/01 21:03:16
補給戦読み終わってからこういうスレありそうだと思ってみた

この本って真に受けていいのか?

89:名無し三等兵
07/07/02 07:37:15
 現代でも大量に物資を陸上輸送する手段は鉄道なんだろうか?

90:名無し三等兵
07/07/02 08:35:25
陸上輸送と言う前提がつくならそう。
もっとも大量輸送に適しているのは船だけど。

91:名無し三等兵
07/07/03 00:14:20
日本じゃ実感できないが、欧州だと内陸航路がまだまだ重要だね。
明治のお雇い技師によれば、「日本に河はない。あるのは滝だけだ」だと。

92:名無し三等兵
07/07/03 04:49:47
 日本でも鉄道流通・トラック輸送が一般化するまで船輸送だよ。

93:名無し三等兵
07/07/03 09:51:53
上海から来た中国人が瀬戸内海を見て
「日本にも大きな河があるんですネ」つったくらいだからな。

94:名無し三等兵
07/07/03 12:37:22
つーか今でも重量ベースの貨物輸送に占める割合は内航船が4割ぐらい占めるよ。


95:名無し三等兵
07/07/03 15:58:30
【居酒屋】くし焼き居酒屋の「くふ楽」、幕張新都心に旗艦店 [07/06/29]
スレリンク(bizplus板)

オマイラだったら、どんな旗艦にしたいですか?

96:名無し三等兵
07/07/03 18:07:42
日本男児たる者、
















やはり7万トンのホテル

97:名無し三等兵
07/07/04 11:39:06
 軍艦の燃料補給とかも大変だよな、日露の時のロジェストウェンスキー艦隊
なんて良くもまあ地球の裏側から来たと思うよ。

98:名無し三等兵
07/07/04 17:33:52
途中で結構給炭はしてる。それでも東南アジアではイギリスの妨害で補給に失敗して、
日本近海に来ている時にはかなり燃料的にも不自由しているし。
そもそも対馬海峡経由を選択した理由の一つは、太平洋を北上して津軽海峡や
オホーツク海峡経由で進むには燃料が厳しかったと言う事情もあるし。

99:名無し三等兵
07/07/04 17:36:17
長い船旅で牡蠣が船体に付いて、速力も落ちたとも聞くしね

100:名無し三等兵
07/07/14 16:08:02 3gZny4Lq
保守

101:名無し三等兵
07/07/15 20:32:37
補給路の断たれたスレだな。

102:名無し三等兵
07/07/15 21:00:07
日本軍の常態であります。

103:名無し三等兵
07/07/16 18:25:06
>>89
コンテナに入りきる?
まずそこが問題なような
で、コンテナ積み下ろしができるのは主要都市に1箇所だけで
そこからトラックで・・・

104:名無し三等兵
07/07/16 18:31:41
コンテナに入れられないものは、割大貨物専用車で運ぶこととなる。

105:名無し三等兵
07/07/16 18:35:31
濶大貨物(かつだいかもつ)とも言われる。

106:名無し三等兵
07/07/16 18:39:45
URLリンク(homepage3.nifty.com)

107:名無し三等兵
07/07/17 01:06:22
>>103
コンテナに入りきらないようなもので大量に継続輸送しなければならないものって何?
大量輸送するものって大抵は消耗品で、食料・燃料・弾薬とかになると思うけど、
これらはみんなコンテナに収まると思うが。

>で、コンテナ積み下ろしができるのは主要都市に1箇所だけで
>そこからトラックで・・・
近県なら直接トラックで行ったほうが 早いだろうけど、例えば関東から九州や中国地方へ
大量輸送する場合どんだけトラック+運転手+燃料が必要?

108:名無し三等兵
07/07/17 14:50:26
東京―大阪間は
夜出て朝着くちょうどよい時間帯の枠は常連客の枠で予約済み
御新規さんはそれ以外の空いてる列車でねってのが今の状況

夜間の線路保守の時間帯が2時間取ってあって、
その前後はぎちぎちの過密ダイヤ
で、昼は昼で旅客列車が走ってるからじゃませず走らないといけないからなあ。
(JR貨物は旅客会社より立場は下。最近のスパーレールカーゴでもJR東海にあれこれ妨害されたり)

あと、JR貨物はJR東日本のようにぼろもうけしてるわけじゃないから、
急に増発(=貨車増備)とかは金がない。
鉄道利用は現状じゃ民間に影響が出るが。
ま、戦時ならしょうがないけれど。

109:名無し三等兵
07/07/17 20:22:39
>>108
JR貨物に余裕があるわけじゃないのは分かるが、それはトラックにしても同じではないのか。
仕事が無くて遊んでいる大型トラックが大量にあるとも思えん。

110:名無し三等兵
07/07/17 20:59:11
>>109
JR貨物は、便を増発したくても、過密ダイヤの中で貨物列車を増発する余裕がなく、
いわば需要を吸収しきれない中での余裕のなさ。
恒常的な輸送量が見込めるなら比較的トラックの増加をしやすいトラック輸送とは
事情が異なる。
臨時便一回こっきりで大量輸送しないといけないなら飛行機か船でも使え。

111:名無し三等兵
07/07/17 21:10:20
>>110
船もけっこう逼迫しているよ

112:名無し三等兵
07/07/18 00:00:30
レールの所有者が地域会社だから増発しようと思っても
増発できないんだよ。最近は貨物線も昼間の旅客用に
使ってるだろ。

113:名無し三等兵
07/07/18 00:07:35
永久重連だから2両でも1両
とか言ってますね<通行料

編成数増えると通行料が上がるっっつうのも問題だったり

114:名無し三等兵
07/07/19 15:46:14
>>110
だからさ、トラックだって大量に軍事輸送に当てれば民間で輸送力が逼迫するだろ。
遊んでるトラックがたくさんあるわけじゃないんだから。

過密ダイヤと言っても、朝の通勤ラッシュ時を除いてそんなに大量に旅客列車走らせるだけの必要がある?
利益の見込める臨時列車走らせる時は普通列車を平気で遅らせたりしてるし。
貨物から利益が得られるのなら臨時ダイヤくらい組むでしょ。
夏や冬の1~2ヶ月くらいの臨時列車が貨物に置き換わるようなもんだ。

車両だろうと鉄道だろうと航空、船舶だろうと平時と全く同じ体制で戦時大量輸送なんて出来るわけ無い。

115:名無し三等兵
07/07/19 18:32:05
>>114
長い距離を走る貨物列車の場合、
どこかで通勤ラッシュに引っかかるという問題が生じる

広島とかが旅客と貨物の両方のラッシュが朝被る
で、普通列車と貨物列車が交互に来ていて、
どちらもこれ以上増やすことができずに困っている。

116:名無し三等兵
07/07/19 20:36:43
皆さん相変わらずすごいですね。
日本で兵站学というと何処で学べますか?
将来、どんな職に就けるのかも聞きたいのですが、
詳しい方ヨロシク御願します。

117:名無し三等兵
07/07/19 20:52:40
>>114
>だからさ、トラックだって大量に軍事輸送に当てれば民間で輸送力が逼迫するだろ。
>遊んでるトラックがたくさんあるわけじゃないんだから。

トラックの増産は比較的容易だし、道路交通キャパも現在はかなりある。特に深夜便は。
お前さんはもっともらしく補給を語ってはいるが、トラックの増産よりもトラックの運転手の
増産の方が難しいという視点が抜け落ちている時点で補給網の全容に対する理解が
甘いんじゃないかと思う。まあ実際には2トントラックなら普通免許で走ることはできるから、
場合によってはそういう荒業を使う方法も無いわけではない。
鉄道の問題は>>115と同等。そもそも臨時便を一本走らせただけで電車のダイヤがあちこちで
乱れるのに、貨物便を一日何本も増発させるだけのキャパがあるかって言うの。一回こっきり
一本の輸送で済む臨時便と、毎日恒常的に全国的に数十本の貨物便を増やさないといけない
貨物物流量の増加とを同等に考えるなっつーの。

118:名無し三等兵
07/07/19 21:08:12
補給は政治や統治にも影響があるから机上で学べるものじゃない
『あらゆる制約があるなかで最大効率を求める』程度ならばどっかで学べるかもね

119:名無し三等兵
07/07/19 21:12:31
中公新書の「列車ダイヤの話」を読むと如何に大変かが分かるな。

120:名無し三等兵
07/07/19 21:37:44
>>116
数学学んで日通にはいるのがいいと思うよ。自前で船持ってるし、JRFと列車運行させてるし
個人向けから企業向けまで商売幅広いし、自衛隊のブツも運んでるし。

121:名無し三等兵
07/07/19 21:40:21
>>117
横レスであれだが、最近まで普通免許なら4トン箱までいけるぜ

122:名無し三等兵
07/07/19 23:49:29 8L+oVWm7
>>117
鉄道ダイヤは優先度の問題だろうが。
>>114の最後の行をちゃんと読んだのか。

トラックの増産が比較的容易ったって、ほんの一時だけしか需要が見込めないのに誰が注文出すんだよ。
そもそも俺はトラックが増やせるなんてどこにも書いてないぞ。
それなのに、ドライバーの確保が難しい点を見てないから補給網の理解が甘いとか言われても。
走行距離が増えれば事故の確率が上がる。
普段だって高速道路の事故渋滞は珍しくない。

>>115
そういう場合は兵庫あたりからトラックにシフトですかね。


鉄道貨物よりも内航海運の方が船員の高齢化で問題が大きいらしい。

123:名無し三等兵
07/07/20 00:15:36
んで積み替えの駅が輸送の隘路になると

124:名無し三等兵
07/07/20 02:28:03
国鉄民営化前までは貨物専用線が主な港の埠頭の先まで
引き込こまれており、それらを統括する港近くの広大な貨物ターミナル駅には
昼夜問わず貨物列車が行き来していた。
国内高速物流の主役=鉄道─な時代だった。
それも高速道路網の拡充によって次第にトラックに圧され
国鉄末期には不採算路線であったこともあり、民営化の際に
その広大な路線面積は土地資産として累積赤字の補填に消えた。
港に直に接する鉄道がほぼ消滅した現代、物流の主役は完全にトラックのモノとなった。
いや、トラックを代替する物が無いと言った方がよい。
そして今や港湾路線はおろか内陸の貨物ターミナルさえ縮小・消滅の一途を辿っている。
国内鉄道貨物は今やトラックの補完的存在でしかない。

125:名無し三等兵
07/07/20 02:54:41
以上の事を鑑みると有事の際に緊急に即応できる兵站として
鉄道を有効に機能させるのは困難であると推測される。
また、有事の長期化の際においても設備面等の改善・最適化に難題が数多く存在すると推測される。

要はJRになって土地も設備もダイヤも人員も余裕が無くなったってこった。

126:名無し三等兵
07/07/20 10:29:50
ていうかさ、「戦時」とされたら、「軍事輸送」が優先されるから、
通勤ラッシュだの、民生用トラック確保だのは関係なくなるの。
そのための有事法制でしょ。いざとなれば、旅客車両に資材だって積む
だろうし、新宿駅で貨物積みおろしだってするかもしれん。
問題はただひとつ、主要路線での「防空」なんじゃね?



127:名無し三等兵
07/07/20 10:37:16
防空はそれほどでもないだろう。はっきり言って物資輸送もできない位制空権取られてたら
負け戦確定だろ。それよりイラクなんかみてると路肩爆弾とかの方が現実的な脅威になるだろう。
高速に油撒いたり、鉄道に石乗っけとくチームが複数活動するだけで東京の物流は大混乱すると思う。
 それにしても今回の中越地震でも水や食料が倉庫に山積みで被災者に届かなかったりしてるから、
やっぱ補給って難しいね。

128:名無し三等兵
07/07/20 10:54:49
>水や食料が倉庫に山積みで被災者に届かなかったりして

あれはやっぱり「人海戦術」で、在宅被災者に配らないといかんだろ。
詳細つかめてないなら、一軒ずつ訪問してまわるとかして。
そのためにボランティアをつぎこめよ。「受け入れ体制が……」とか
いって断わるんじゃなく、どんどんうけいれて地図もたして、逐次投入
でいいんじゃねーの?
災害時の対応は、経験つんでマニュアル化されてきたことが、逆に
現場での自在な即応をさまたげているのかな?

129:名無し三等兵
07/07/20 11:09:37
 逐次投入してるんだろうけど、組織が付いていってない。まあ平時体制からいきなりだから仕方無い面
もある。飯の面倒だけでなくトイレから医療まで全部やらないといけないし、都市のインフラ復興の仕事
が激増してる。人が完全に不足してるな、これに働いてる人もそろそろ自分の家が心配になってくる頃だ
ろうし、疲労もピークだろうし。大変だよ。

130:名無し三等兵
07/07/20 20:01:55
>>126
戦時体制と言っても、現在の戦争は戦時になってから輸送しなけりゃならん物資の量など知れてるぞ。
特に日本国内の防衛戦では。

131:名無し三等兵
07/07/20 23:07:10
>通勤ラッシュだの、民生用トラック確保だのは関係なくなるの。
航空優勢がなくなればラッシュはひどくなる一方だったりする
みんな田舎に疎開して都会に出てきて働くから。
そこまでいく前に降伏した方がいいけれど。

それから、今日本の鉄道は迂回路が昔より少なくなったか、
あるいは迂回が昔より困難になっている。
道路に比べて破壊工作には弱いのではなかろうか?

132:名無し三等兵
07/07/20 23:15:25
操車場が減ったから、一時的通行不能で溜貨が出るとえらいことに<鉄道
コンテナだから何とかなるかもしれないが

単線が多いのが難ですね

133:名無し三等兵
07/07/21 08:26:46
そもそも戦時の軍需物資輸送の場合、普通に考えれば
海上国内輸送を選択するんじゃね?

134:名無し三等兵
07/07/21 09:12:04
>>130
国内避難民考えろ、人口の1%だけでも120万人近い人間食わさないといけないんだぞ。
大量の物資はそうだけど、結局は小分けにして別々の場所に必要な分を分けないといけないから
そう単純な話じゃない。それが出来ないと港に滞貨することになる。

135:名無し三等兵
07/07/21 09:13:18
>>134
小分けにして別々の場所に必要な分を分けるという話なら、いずれにしても鉄道輸送でも無理だが。

136:名無し三等兵
07/07/21 09:14:54
まあ、ただ日本海側と太平洋側とを結ぶルートは鉄道輸送の方が有利ではあるだろうね。
舞鶴とか長岡とか?

137:名無し三等兵
07/07/21 09:16:42
戦後に運河とかたくさん埋めて、橋もバンバン架けちゃってるからな。

138:名無し三等兵
07/07/21 22:29:25
>>134
だから、有事には避難のための移動も制限されるんだよ。
有事法制でも、通行の制限とかを自治体・警察が命令できる。
ベルリンやレニングラードの再現が....

139:名無し三等兵
07/07/21 22:33:37
橋や地下鉄は使いにくいから、海上輸送と大陸横断鉄道と空輸だよな。
まあ、海上輸送が一番使いやすいだろうな

140:名無し三等兵
07/07/22 04:17:48
>>138
現代の日本でそんな事できるか。

141:名無し三等兵
07/07/24 09:10:56 rrI987Hl
>>139
地下鉄で思い出したが、災害時を想定して大江戸線を使って自衛隊員を移動させる訓練がTVで紹介されていたが、
(地下だと災害の影響を受けにくいそうな)
物資の輸送にも使うのかな。量は少ないが地上壊滅の時はヘリよりは多く運べるだろうし。
まあ、災害で電力供給が切れたらダメだろうけど。

142:名無し三等兵
07/07/24 09:22:13
地上壊滅するほどの地震だと入り口埋まってそう

143:名無し三等兵
07/07/24 12:00:03 bLTUC3UQ
それはプラスチック爆弾で(ry

144:名無し三等兵
07/07/24 12:07:57
>>141
ていうか、電力きれててもJの中の人たちは歩きますから。
そのための日頃の訓練ですから。

145:名無し三等兵
07/07/24 12:34:19 wnPQib3E
新潟地震のせいで、現在もJR貨物は輸送量を大幅に落としているらしい。

146:名無し三等兵
07/07/24 13:14:45
 大地震の場合はトンネルの強度や地下水の噴出が考えられるから使いにくいだろ。
ただ軍事的には迅速かつ隠密に部隊を移動させる手段の一つになると思う。だから
石原のやった事は災害訓練にかこつけたテロ・市街戦訓練なんだろうな。

147:名無し三等兵
07/07/24 16:52:17
大江戸線は地下のかなり深いところを通っているから
地震の影響を受けにくいと聞いたのだが?

でもこの前の渋谷の温泉みたいに地震のときに
地下からガスが噴出してきたりはしないのだろうか

148:名無し三等兵
07/07/24 20:43:24
国土に侵攻された状況で避難民救助のために輸送部隊を動かす、とかの事態に陥ったら
どこが指揮するんだろうか

149:名無し三等兵
07/07/24 21:48:30
状況によるが政府や県の指揮系統が混乱していたら
後で処罰されるのを覚悟で輸送部隊が所属している組織だろ

150:名無し三等兵
07/07/24 21:53:33
そんなに混乱している状況で、避難民の保護に戦力を割けるものなんか……?

151:名無し三等兵
07/07/25 01:01:08
>>146
自衛隊が正常な運輸経路をとれず、地下鉄で移動する必要があるなんて
戦局・時局としてはかなり末期なんじゃないか?

152:名無し三等兵
07/07/25 01:44:04
>>151
災害用にやったんだよ。
地下鉄で移動ではなくて地下鉄のトンネルを徒歩で移動。

153:名無し三等兵
07/07/25 03:13:14
まあ石原閣下の事だから地下鉄・下水道網を利用した市街戦とか空想されてたに違いない。さすがに末期すぎるけど
ただ、地上の交通網が避難民であふれかえっていたりするかもしれないし移動経路として無価値じゃないかも

154:名無し三等兵
07/07/25 09:14:57
>地下鉄・下水道網を利用した市街戦

ワルシャワ蜂起を思い出したのかな。それとも「ヒトラー最期の12日間」をみて、ひらめいたのかもしれん。

155:名無し三等兵
07/07/25 13:12:29
アンジェイ・ワイダの映画見たくなってきた

156:名無し三等兵
07/07/25 20:39:58
>>154
いやその時系列はおかしい。ワルシャワの方だと思います><

157:Lans ◆xHvvunznRc
07/07/25 21:29:54
かなり以前から半蔵門線は戦車や装甲車が通れるように設計されているとう噂があります。
その頃の車両は61式戦車に60式装甲車。

それを裏づけるかのごとく、第1師団には首都だというのに長らく61式戦車が配備されてました。

ま、それが本当だとしても、もう今の車両は幅の問題で通れませんが…

158:名無し三等兵
07/07/25 21:39:17
>>157
あの深さの駅から地上に出入りすること考えると都市伝説の類だよなあ。
当時の工作機械とか輸送機械の何らかの規格と一致している可能性はあるけど。

159:Lans ◆xHvvunznRc
07/07/25 21:51:05
>158
当時は永田町からの脱出用とか言われてましたから…
永田町で乗り込んで地下を伝って離れた場所で地上ならありえたかも。

でも、永田町の階段って妙に広いのがあるんですよね…
あの傾斜だったら装軌なら、なんとか登れなくもないようなw
(装輪じゃ絶対無理ですが…)

でも、その前にどうやってホームにあがるんだろう?
どこかに壊せば登れる場所でも仕込んであるんだろうかw

ま、都市伝説っすよ、都市伝説w

160:名無し三等兵
07/07/26 08:30:47
 テレビ局やラジオ局の建物が複雑に出来てるのはクーデター対策ってのも
都市伝説だよな。

161:名無し三等兵
07/07/26 19:53:27
高機動車が地下鉄道路をはしるサスペンスドラマ
最後は地底人VS高機動車の迫力のバイオレンス も、都市伝説

162:名無し三等兵
07/08/03 00:44:46 LOiNa5hA
戦争になったら宅配業者を使ったほうが
補給部隊よりも弾薬が時間指定で部隊にとどきそう。

163:名無し三等兵
07/08/03 06:31:07
さすがにガソリンスタンドとか信号機とかのインフラが崩壊してたら無理だろw

164:名無し三等兵
07/08/03 09:17:14
>>162
クロネコのパートのおばちゃんが、自転車の後ろに155mmの砲弾やらを
積んで走る姿にモエそうだ……。

165:名無し三等兵
07/08/03 11:14:41
>>163
で、ふと思ったんだが、そんなときに、前線ちかくの地域の交通管制は
どの部隊がやるの?

166:名無し三等兵
07/08/03 13:20:35
 交通中隊みたいのができると思う。日本本土だったら地元警察がやるんだろうな。
実際一番訓練が不足してるのがこの種の交通線対策だったりする。実際に交通止めてやらない
といけないから市民の理解得られないし、経済的損失も多い。

167:名無し三等兵
07/08/03 20:10:01
>>166
警務隊に音楽隊が協力してやるんじゃなかったか

168:名無し三等兵
07/08/04 15:20:58
>>162
宅配業者は住所がわからなきゃ届けられないぞ。
弾薬を必要とする部隊は番地がないようなところに展開してるんじゃないか?

169:名無し三等兵
07/08/04 15:23:25
しかも宅配業者が運んでいる荷物はどこにあるかが
ネットで一発で検索できるようになっているから、
軍需物資が配達されてもその所在を敵に突き止められて
あぼーん。

170:名無し三等兵
07/08/04 15:35:57
>>168
緯度・経度が正確に知らせられればOK?
敵のミサイルの到着の方が速いかな?

171:名無し三等兵
07/08/04 15:36:37
>>168
緯度・経度が正確に知らせられればOK?
敵のミサイルの到着の方が速いかな?

172:名無し三等兵
07/08/04 16:10:00
インフラが無いところで宅配業者は着てくれません

っていうか宅配業者のシステムの方が軍隊ロジスティクスの真似なんだが

173:名無し三等兵
07/08/04 18:36:47
>>168
敵に位置ばれしているようじゃ負けだろう。ハリバートンとかが活躍始めたのは基地
ができてからだから、民間業者が入れるには部隊が一カ所に留まってる状態にならない
と駄目ではないのだろうか。無論、後方兵站分野は別。

174:名無し三等兵
07/08/04 20:02:34
>172
 まあ、元祖がどっちかということと、現状で効率よく運用できているのが
どちらなのかというのは、別問題なんだけどね。

175:名無し三等兵
07/08/04 21:19:30
でもデポ間の輸送とかは宅配業者でやるのがよさそう

176:名無し三等兵
07/08/04 22:08:37
黒猫や飛脚のトラック周りを
武装ピックアップに乗ったセコムが警備している絵が浮かんでしまうのだが

177:名無し三等兵
07/08/04 22:43:32
一言言って良いか?

輸送効率低っ。

178:名無し三等兵
07/08/06 09:07:03
>>176
で、トラックのまわりに集まって来た避難民たちに、機関銃ブッ放なし
ながら「これは小池大臣の物資だ!さっさと離れろ!ドゥッ!ドゥッ!ドゥッ!」


179:名無し三等兵
07/08/15 11:46:35 W6NqFPJa
あげ

180:名無し三等兵
07/08/16 11:54:24
「朝日新聞」の連載で「有事のさいの住民避難計画」をあつかっていたね。
「敵国の上陸が10日後に予想されるもとでの避難計画」として、自治体が
15000人をバス300台で安全地帯へ輸送する図上訓練では、上陸予想日の
3日前に避難が完了。だとか。
しかし、それにはウラがあって、「集合地点まで、高齢者などの要介護者も
全住民が自力でくることを前提にして……」なんだと。
なんだかなぁ。こんなとこまで、官僚の建前優先なんだよなぁ。

181:名無し三等兵
07/08/18 23:54:29
まーでも、100%全員を事前に退避させるなんて無理だし、
こういう計画はペーパー上の建前で十分なんじゃない?

実際に事が起きたら、自治体が判断くだして動くなんて無理な話だし、
バスを供出したがる会社もないだろうし、結局じえーたいがその場しのぎの応急的なプランでっち上げて、
ピストン輸送することになるよ。
アメリカだと、そういった大規模な輸送は州兵が担当するから、すんなり行くんだけどね。

182:名無し三等兵
07/08/19 16:47:27 7nyOGTi4
三軍統合兵站の時代が来る!

(`・ω・´)シャキーン



183:名無し三等兵
07/08/19 19:39:34
永遠に有り得ないな、三軍で内戦起きるw

184:名無し三等兵
07/08/19 22:22:23
これぞ、天下三分の計

185:名無し三等兵
07/08/21 20:25:23
>>181 遅レスも良いところだがニューオリンズにカトリーナが来た時を考えろ、
あれは台風だったが、住民の大規模な移動、その後の生活・復興がどんだけ面倒か
を証明した。各国とも戦争計画を自国ではなく、海外で行う設定で考えるのは民意
この種の負担を考慮するからで侵略主義だけが原因ではない。国内に敵を入れて疲弊
させるのが好きなのはロシア人や中国人位だな。

186:名無し三等兵
07/08/21 22:26:42
補給革命スレが落ちた・・・

187:名無し三等兵
07/08/22 22:35:07
1000まで行ったの?

188:名無し三等兵
07/08/25 12:04:16
dat落ちだろ

189: ◆Z7XOOXPuOk
07/08/28 16:44:12
テスト

190:名無し三等兵
07/08/28 19:25:03
>>185
別に好きでやっているワケでは……

191:名無し三等兵
07/09/01 00:57:38 EdQu9t0o
あげ

192:名無し三等兵
07/09/07 19:04:26 t14VrLcI
あげ

193:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/08 17:40:12 /v6BiWr6
>182
残念だが、来ないよ。
各幕ともに利権があるし、統幕は補給なんて地味なことはしたくないしね(笑)

運用できるように「準備して差し出せ」ってのが、統幕クオリティ

194:名無し三等兵
07/09/11 13:57:45
日経BPの「コンテナ物語」。全くのビジネス本なのだが、ベトナム戦に触れた1節も
あって、中々面白かった。65年にいきなり増派が決まったが、ベトナムは港湾施設
が貧弱。増える一方の物資を捌けず、殆どの貨物は沖止めのままいちいちバージや
LST、LSUなどに移さねばならず、荷役待ちの船が増える一方。「サイゴン沖は船の
墓場みたいだった」とか。しかも米軍は前線の要求に応じて物資を送る「プル」型では
なく、事前に想定しておいたパッケージをとにかく送る「プッシュ」型を採用してたか
ら・・・以下略。


195:名無し三等兵
07/09/11 18:40:51
>>194
ほう、なかなか面白そう。
買っちゃおうかな。
文庫になったら即買うんだけど
価格と置く場所が・・・

196:名無し三等兵
07/09/12 00:18:47
>>194
良さそうな本だね。
世界の艦船のコンテナ船特集でも良く分からないところが多かったので勉強になりそう。
欲しい・・・。でも読む時間と置き場所が・・・。

197:名無し三等兵
07/09/13 00:53:23
日経BPミツカラナカッタ 見つかったけど違うのだった
Amazonで買うか

198:名無し三等兵
07/09/13 02:31:23
えっ、書名が「コンテナ物語」じゃなの?
日経BPはレーベル名かなにかで

199:名無し三等兵
07/09/13 10:19:59
「コンテナ物語」、>194氏も言ってるけど完全なビジネス本だよ。
ベトナムについて触れてるのは約350ページ中の22ページだけ。

もちろん面白い本だけど、買うかどうかは書店で手にとって判断したら?

200:名無し三等兵
07/09/13 12:12:21
コンテナ物語
面白いけど、軍オタ向けじゃない

201:名無し三等兵
07/09/13 13:14:36
だが一見趣味に関係ないと思った物が趣味の知識を深くする事も多いからな。

202:197
07/09/13 19:20:22
経済雑誌コーナーで日経BPのシリーズを探したのが間違いだったのか
日経BP という種類で何個かあったから雑誌かと思った

203:名無し三等兵
07/09/14 01:46:57
コンテナ物語面白そうだ、是非読みたい
問題は、でかい本は邪魔なんだよな んとに文庫本で出ないかなー

204:名無し三等兵
07/09/14 22:14:52
家が傾くのと宝くじが当たるのとどっちが先?

205:名無し三等兵
07/09/16 00:29:56
>>204
そりゃあ、宝くじが当たるほうが先だよ。
・・・自分とは限らんが。

とりあえず、コンテナ物語注文してきた。
重そうだから通勤電車の中で読むとかできなそうだなあ。

206:名無し三等兵
07/09/22 18:16:10
ほしゅ

207:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/22 18:22:09 bLYx4CcG
ほほう・・・コンテナ物語かあ。

国鉄が5トンコンテナの標準を作ったのが昭和30年代だからのお。
それから30フィート航送コンテナ時代がきて、今のコキ100系シリーズが出来たわけで。

小径車輪で高速走行できるようになるまで、車体の高さを下げられなかったので、鉄道での
航送コンテナ輸送ができなかったために、国鉄貨物は衰退していったわけで・・・

208:名無し三等兵
07/09/22 18:53:32
>>207 一般にはベトナム戦争のときにシーランド社がコンテナ規格を定めて整備に乗り出したという話なのですが
旧国鉄はそれよりも早かったんでしょうか。

209:名無し三等兵
07/09/22 18:53:48
>>207
・・・翠さんってなんで鉄っちゃんなんですか

210:名無し三等兵
07/09/22 19:16:01
鉄に「なぜあなたは鉄なのか」と問うのは、
軍ヲタになぜ軍ヲタなのかと問うがごとし。

211:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/23 00:54:35 9yNgWjHZ
>208
外の世界は知らんが(笑)
なにしろ、東海道新幹線計画んときに、既に(ポーズだけだが)コンテナ新幹線構想を
ぶち上げてたからのお・・・

たから号の運転開始時期は調べてみるよ。

212:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/23 01:05:23 9yNgWjHZ
>208
すまん、案外たから号に関する資料が少ないのであれだが・・・

昭和34年11月5日の写真がとりあえずある(笑)

URLリンク(www.maruwn.co.jp)

丸運という会社のHPだから信憑性はあるだろ?


大筋では間違ってないはずだ。
<国鉄コンテナの歴史

20フィート(のちに30フィート)航送コンテナについては、実はバブル期まではトラック輸送
においても「特殊車両」扱いで国内輸送では難儀していた。

車両制限令の改正は、実はこの30フィート航送コンテナ輸送のためのものだというハナシが
あるわけだが。

213:名無し三等兵
07/09/23 13:16:45
規制緩和でトレーラー積荷高制限4.1mおkの話?
自動車学校でばっちり大型コンテナ運用のためって言っていたお。
それまでは3.8mで建築限界4.1mで作っていたから、今でも走れる路線は限定だけどな。


214:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/23 13:27:18 9yNgWjHZ
>213
車両の制限は、実は3種類の法律がそれぞれの目的、基準によって制定されている。

車両制限令は、車両そのものの運行に支障がないように作られた法律ね。
主に車検とかでひっかかる奴
これは、強度とかに重点が置かれていて、20t以内というのを25t以内に変更して、更に
軸間の長さによって細かく制限を緩和している。

これにより、航送コンテナの「加重」に耐えられるようになった。

道路交通法は、車両の大きさにより、他の交通の妨げにならないようにするための法律ね。
これは、車両の長さとか積荷のでっぱりとかを規制している。
3.8m、12mというのを緩和することにより、航送コンテナの通行ができるようになった。

そして道路令
これは、道路を車両の破壊から守るために作られた法律ね。
高さは8m、重さは25tの車両が「時速60kmで連続して走行」して数十年もつための強度を
担保するためのもの。

だからぶっちゃけ前から航送コンテナ程度なら運行は可能だったんだがな(笑)
<物理的に。

ちなみに、横浜で低い位置に張られた電線にひっかけて電柱倒した事故があたったよな?
あれは「道路交通法違反」でもあるが、道路令では更に高い位置(8m)に設置する必要が
あるので、実は4.1mでも「違法」ではあるわけだ。

215:名無し三等兵
07/09/23 15:34:36
コンテナ物語買ってみた。
まだ一章しか読んでないけど。

216:名無し三等兵
07/09/24 18:06:43
>>214
「道路令」なる政令は存在しないから、たぶん「道路構造令」のことを指しているのではないかと思う・・・・
細かいツッコミ済まんです。

217:名無し三等兵
07/09/24 19:46:18
>>194
ちょっとベトナムに関連して・・・

本を整理してたら、開高健の「ベトナム戦記」が出てきたので10何年ぶりに読んだ。
軍事面の記述はアレだが、米兵の暮らしぶりの一端が伺えるのでちょっと書いてみる。

開高のベトナム取材は64年暮れから翌年2月。トンキン湾事件の後だが、まだ本格的な増派前の時期。
・彼が訪れた前線陣地はサイゴン北の「ベン・キャット」
・ベンキャットには南ベトナム軍の歩兵4個大隊が駐留。
・M-24戦車12両や105、155mm榴弾砲計7門、他に迫撃砲なども配備。
・軍事顧問団の米兵は少佐以下約20人。
・米兵居住用の小屋はスレート屋根、網戸付きガラスサッシにコンクリート床。
・ベッドはマットレス敷き、蚊帳付き。
・トイレは水洗、湯のシャワーも浴びられる。エアコンの有無は不明。
・ベトナム兵の小屋は戸も床もないただのバラック。電気なし、トイレすらない。
・米兵の飯はハンバーグ、ビフテキ、スパゲッティ、Tボーンステーキなど完全にアメリカン。
・食材は全てアメリカからの持ち込み。
・但し、野戦行動中はベトナム軍と同じ食事。オニギリ、鶏やナマズのニョクマム煮など。
・冷蔵庫にはコカコーラ、ジュース、ビール、氷がぎっしり。酒保もある。
・毎晩ムービータイムがある。スポーツと映画の2本立て。毎日UH-1が運んでくるw


218:名無し三等兵
07/09/25 09:36:28
>>217
そら、米軍は負けるはずだわ。ていうか、湾岸でも似たような状況になってるか。

219:名無し三等兵
07/09/27 07:13:02
>>218
でも、日本相手に似たような事して勝ってるんだよなあ。

220:名無し三等兵
07/09/27 09:17:40
>>219
南方から生還したひとたちの手記なんか読むと、夜間にジャングルをでて、
米兵が捨てた飯を集めにいって、それで飢えをしのいだという話しが
たくさんあるね。
米軍側も深夜に日本兵が宿営地に侵入してくるのは、食料めあてだってのが
わかって、それ以来、日本兵専用の食料置き場をつくったとか。

221:名無し三等兵
07/09/27 18:36:07
>>220
なのそのいい話

222:名無し三等兵
07/09/27 20:15:13
穴あけて放置して腐った缶詰でも泣く泣く食べて腹壊したらしいな

223:名無し三等兵
07/09/27 22:01:26
>221 戦争には勝ったんだから、触らぬ厄病神に祟りなしでしょ。下手に怨み買うと面倒だ。

あと、まずいレーション缶さっさと日本兵に消費させて、美味い奴を支給してもらおうってのもあるんじゃないか。
好みに合わないと食わずに捨てるからな、米軍。

224:名無し三等兵
07/09/28 09:37:07
いや、ちがうだろ。わざと腐らせたようなものを食わせてたんじゃねーの?
だいたい戦争に勝ったってなんだよ?
戦争勝ってたら日本兵はジャングルじゃなくて捕虜収容所にいるだろ。

225:名無し三等兵
07/09/28 09:50:14
すでに無力化してるのに、わざわざ戦うまでもないってことだろ
捕虜抱えたら、それはそれで面倒だ

226:名無し三等兵
07/09/28 09:58:22
投降をよびかけても反応しないし、捜索なんかにいって
ケガでもさせられたら嫌だしね。

227:名無し三等兵
07/09/28 13:37:16
食い物探しに宿営地の中をうろうろされて、下手に遭遇したら深夜に近接戦闘なんて事になるしな。

228:名無し三等兵
07/09/28 15:51:39
よくお年寄りが山に山菜取りに行って日本軍に遭遇して襲われるよね。
危ないよね。

229:名無し三等兵
07/09/28 16:46:38
>>220みたく日本軍に餌付けする奴がいるから山里に下りてきちゃうんだよ。
「危ないから~」なんてアメリカ人の都合で駆除されてかわいそうだよ。

230:名無し三等兵
07/09/29 02:34:15
日本軍には熊、鹿、猪、そして蜂まで所属してたのか。
恐るべし。

231:名無し三等兵
07/09/29 06:39:09
蝗もいました。

232:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/29 11:42:30 1cMn5T65
コンテナ物語を立ち読みでぱらぱらと・・・

とんでも本、までは言わないけど国際海上輸送コンテナの話=コンテナのすべて
みたいな視点で書いてるからなんとも(笑)

コンテナ輸送そのものは、確か戦前からあったが規格を統一して総合運用しだしたのは
日本では、国鉄が最初だろうと。

「戸口から戸口へ」と書かれた、緑色のコンテナ知らんか?

233:名無し三等兵
07/09/29 13:20:27
自衛隊の武器弾薬の備蓄って、他の国と比較してどうなんですか?
陸・海・空で教えてもらえると有難いです。

234:名無し三等兵
07/09/29 16:18:51
>>232
>日本では、国鉄が最初だろうと。
そりゃ著者が日本人でないのだから仕方ないのでは。
ただ海上輸送以前のコンテナについても書いてないとフェアじゃないかも。
まだ読んでないから判らないが。

235:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/29 18:38:54 1cMn5T65
>233
どうだろうねえ。
パプアニューギニア軍よりは備蓄されてるとは思うが(笑)

全部隊が激烈な戦闘を3日間行う程度の量が備蓄されてるというハナシを昔聞いたことが
あるが。

ペトリの弾は、ランチャーあたり2~3発で、全部のランチャーを満タンにすることはできないらしいが(笑)

236:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/29 18:41:05 1cMn5T65
>234
まあ、だいたい「船舶」のコーナーにおいてある本だからねえ。

「国際海上コンテナの規格統一」という観点で見るなら正しいと思うよ。

国鉄規格のコンテナは、確かに日本国内の流通革命ではあったけどグローバルスタンダードでは
ないからな・・・

237:名無し三等兵
07/09/29 19:58:21
>>236
あそっか、国内だけ整備しても海外で使えないのでは
国際航路では意味半減だしね。

238:名無し三等兵
07/09/30 06:10:40
>>235
サンクス

>ペトリの弾は、ランチャーあたり2~3発で、全部のランチャーを満タンにすることはできないらしいが(笑)
怖い話ですね


239:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/30 09:08:47 oHj0g7lJ
>238
ORんときに統幕長が質問して、その答え聞いて顔がひきつってたそうだ(笑)

まあ、海将だから実態しらんのだから当たり前だが。

240:名無し三等兵
07/09/30 09:47:28
たまに撃つ 弾がないのが 玉に瑕

せめて中身は“玉”であることを祈ろう。

241:名無し三等兵
07/09/30 10:13:26
横レスですが、なんで足りないのでしょうか
やっぱ値段が高いから予算的にランチャー数に追いついてないのかな

242:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/09/30 10:16:03 oHj0g7lJ
>241
国民の総意です、はい。

243:名無し三等兵
07/09/30 10:28:36 7pFwB/8Z
俺は空自のとある部隊のMTCで物取してるんだが・・・・在庫がねぇ~

244:名無し三等兵
07/09/30 18:25:06
ちなみに、兵站というのは便の世話まで含めてだと認識してない連中が多くて困る


245:名無し三等兵
07/09/30 18:27:30
そこでJOJO第三部のインドのトイレを思い出してもらいたい
猪を大量に飼っておくと、勝手に便所の掃除をしてくれるという便利さだ
しかも、大型動物の餌にもなるという一石二鳥

246:名無し三等兵
07/10/01 17:26:42
インド行ったとき立ちションしたかったけど無防備になるからなあ
ちと残念だ

247:名無し三等兵
07/10/03 01:12:36
>>232
今ソースの本(鉄道ピクトリアル増刊)がどっかへ行ったので記憶モードですが、
鉄道輸送では戦前に小型コンテナが多数使用され、
主に有蓋車に積んで運用されていたらしい(通い箱のようなもの?)。


昭和20年代には日通が各種コンテナを製作・使用し、中には化学薬品運搬用のコンテナもあり、
主に無蓋車に積んで使用されていた。
但し、フォークリフトで容易に貨車に積み下ろしできるようになったのは、
国鉄が試行錯誤の後、昭和30年代前半に規格を統一した後のこと

248:色々考えてみた
07/10/04 06:58:00
別スレより誘われて来ましたーー。
というか、参加できるか分からないけど一応挨拶だけでもと思いましてw
誘ってくれた人、来るのが遅くなってすいませんでした。

249:名無し三等兵
07/10/04 09:28:43
なんで自前で輸送しないんだ。利権がらみなんだろうけどさ、
警備はどうしてんだ?対テロというだけで、危機管理意識ゼロか?
URLリンク(www.asahi.com)

250:名無し三等兵
07/10/04 20:22:04
>>249
日通で運べる貨物わざわざ自前で運ぶ金と人があるならそのぶん別のとこに回すよ。
運ぶのだって代替の効くものばかりだし。まあそもそも日通自体出自が軍需物資輸送の国策会社だし。

251:名無し三等兵
07/10/05 22:40:50
×軍需物資輸送の国策会社
○防衛省天下り先の特殊会社

252:名無し三等兵
07/10/05 23:00:58
>>251
つ日本通運株式会社法

253:名無し三等兵
07/10/06 08:27:37 WnawwMno
補給の補給ハンドブックに輸送方法で日通便ってちゃんと書いてるんだよね。
しかもいつも営業所とまり(´・ω・`)

254:名無し三等兵
07/10/10 23:44:34
ほしゅ

255:名無し三等兵
07/10/14 21:01:32
日通はでかいものとか変わったもの運ぶのに生き甲斐を感じちゃう会社
だから別に宅配とかシェアとかどうでもいいんだよ

256:名無し三等兵
07/10/15 09:06:21
>>255  宅配で儲けなくても、お国の仕事で儲かるからね。

257:名無し三等兵
07/10/18 22:52:28 r9UA9mIg
新幹線運んだぞ~

258:名無し三等兵
07/10/19 00:03:19
ふと思ったが、呉に展示されてる潜水艦運んだのどこだろう?
陸揚げはどっかのサルベージ会社だとして、その後は想像つかない。

259:名無し三等兵
07/10/19 00:12:11
日立物流だと聞いた。

260:名無し三等兵
07/10/19 09:16:01
>>253
やっぱり「弾薬類もペリカンで前線へ」というのも
あながち夢物語ではないんだね。


261:名無し三等兵
07/10/19 14:52:04
大型免許なら自衛隊員にたくさん持ってるのがいるからトラック買えばいいじゃん。

262:名無し三等兵
07/10/19 15:20:07
>>261
隊員の階級によって「トラック野郎1ツ星」「トラック野郎2ツ星」とか
呼んだりしてね。

263:名無し三等兵
07/10/19 23:50:01
日本語のインフラストラクチャーの意味が分からない子がいるな

264:名無し三等兵
07/10/20 00:05:53
>>259
サンキュー。
日立物流のサイト見たら紹介されてたわ。

265:名無し三等兵
07/10/20 07:49:52
>>258
広島のコテの人?

266:名無し三等兵
07/10/20 23:53:49
>>265
258だけど、全然別人です。

267:名無し三等兵
07/10/24 23:33:53
保守

268:名無し三等兵
07/10/25 07:25:02
日本では物流は軽視されている
民間も軍も

269:名無し三等兵
07/10/25 23:30:37
コンテナ物語読み終わった。
今まで気にも留めてなかった荷役という問題に気づけたし、
その他もとても面白かった。

第2次大戦中の米軍の荷役ってどうやってたんだろう?
ノルマンディ以降大量の物資をどうやって積み込んで降ろしてたのか気になる。
やっぱり戦争ってロジスティックスが大事なんだなあ。

270:名無し三等兵
07/10/25 23:52:04
シェルブール占領するまでは浜揚げして野積み

271:名無し三等兵
07/10/26 00:59:46
>>270
その荷揚げの仕方が知りたいんですよ。
輸送船内で作業員が1つ1つ担いでデリック下のパレット(か網)の上に運んで、
一杯になったらはしけに降ろして、また1つ1つ担いでパレット(か網)から降ろす。
空になったパレット(か網)は再び船倉へ。
はしけは一杯になったら仮設桟橋まで移動して、そこでトラックに1つ1つ積み込むとか?
あと、リバティ船1隻ぶんの貨物を何人がかりで何日くらい掛かって降ろしてたのかとか。

しかし、制空権あるといいですね。
日本軍なんか荷役中に空襲で沈められたり、せっかく陸揚げした物資燃やされたり・・・。

272:名無し三等兵
07/10/26 02:04:33
>271
補給戦、読んで下さいな

273:名無し三等兵
07/10/27 09:19:15
>>271
そのためわざわざシービーの中に荷役用に編成された大隊があったお

274:名無し三等兵
07/10/28 01:00:30
>>272
読んだけど、そんなに詳しく書いてあったっけ?
軌道の敷設と、ターミナルの建設が進軍速度に追いつかず大混乱になったとかは印象に残ってるんだが。

>>273
サンキュー


275:名無し三等兵
07/10/28 02:08:17
>>271>>274
あと『海軍設営隊の太平洋戦争』に、ガダルカナルで、シービーが内陸のデポへ1マイルほどの
(たぶん軽便)鉄道を引いた話が書いてあった。
なお、設営隊全力+現地部隊の前線荷役だと1000トンくらいの荷揚げが限界とか。
1000人がかりで、陸揚げ後のトラックの使用が限定的な場合の話みたい。
ある程度の施設と機械力があると最大瞬間風速的には1日5000トンくらいまでいけたとのこと。

ちなみに

私たちの40年!! あるぜんちな丸同船者寄稿集
URLリンク(40anos.nikkeybrasil.com.br)



「40年前当時の貨物は船のデリックと呼ぶ起重機で、僅か半トンにも満たない貨物をモッコに入れ
揚げ荷、積み荷をしていました。これらは全て荷役人夫の手によって行われていたのです。
当時神戸や横浜の港では1,000トンを超す貨物の荷役をしていたわけで、100人以上の人夫が
昼夜ぶっ通しで数日かかることが当たり前でした」

なんて記述を見つけた。

276:名無し三等兵
07/10/28 02:47:00
>>275
重ね重ねありがとう。
勉強になります。

荷役に関しては民間と共通するところが多いので、港湾とか流通とかの関連会社資料でもありそうですね。

277:名無し三等兵
07/10/29 14:18:24
>271
URLリンク(homepage2.nifty.com)
ここの謎の雑貨船探索あたりが面白いかも

278:名無し三等兵
07/10/30 01:30:47
>>277
見ました。
あんなに雑多な貨物を積んだら、そりゃあ荷役に時間かかりますねぇ。
RO/RO船やコンテナ船は偉大だ。

279:名無し三等兵
07/11/05 21:27:56
ほしゅ

280:名無し三等兵
07/11/07 17:12:02 Kn0eCyiB
[ アメリカ海軍 輸送船 リバティ]

                      ll                      ┼
                      l|                      |
                , '||' .                     __||___
                , '   「| ' . _____ ___,    /`  |    ', .iュ /
:               \   ||  /lニニニニコl二ユ!x:x:x/:x:ュ_l!.__    ',||/
              \ || ,/ 」=====」 。 。| |  / [.=||====,] ̄iォ/||',
           ,_rt'ニニ:ュ,__ヾ|l/ ,lェェェェェェ| lロlロ|-ュ/_ _,|ェ||ェェェェ|_rュlユ  /i_
―-一ー―‐ 「|  ̄ ̄ ̄i ̄ ̄iヾ,ニニユ_/二二ャ'i二ユ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   l―-―-一ー―‐
: : : : : : : : : : f,|  ィ,j                                 ,'.:;.,,: ;、;:.,:;;.,:;:;;,::'` : :
:: :: :: :: :: :: :: : l|                           ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;,/:;;:.,.:;::::'`.' :: :: :: :: ::
: : : : : : : : : : :'ヾ!/`:ミ;;ッ'`ヾ;;;;,ハ;;;;ノ、'ミ、;、;;;;、;;;;;;;;;;;'ッ'`'':'':'':'':'':'':'''´'',.:;':;´:`;:;:、:;:、;;、'´: : : : : : : :
: : : : : : : : : :´'''`´::´´ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: :: :: :: :: : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :


281:名無し三等兵
07/11/07 22:42:13
良スレでageたいところだがsage



昔あった補給スレは本当に役に立った……
男たちの大和がつまんなくなるほどに、スレの内容が面白かった……。
産油量と消費量の計算をしてなかったってどういうことよorz

282:名無し三等兵
07/11/07 22:46:27
南方にはいっぱい油があるから大丈夫なんです!!!!!”#$%&’
還送方法とかは知りませんが。

283:名無し三等兵
07/11/08 07:09:26
なーに、石油を運べないなら現地で燃やせば良い。

284:名無し三等兵
07/11/08 09:22:28
松の根から採油するという、皇国ならではの解決策があるではないか!

285:名無し三等兵
07/11/08 21:19:36
だったら南進すんなw

286:名無し三等兵
07/11/08 21:39:17
南進する要因の一つ

「ソ連と戦いたくねーYO!!」

287:名無し三等兵
07/11/10 17:55:25
ソ連と戦っても油は手に入らない
あんな北国と戦争していったい何が手に入るというのだろうか

288:名無し三等兵
07/11/10 20:53:20
ロシア美少女

289:名無し三等兵
07/11/10 22:00:45
その何も手に入らないところに住んでいる人が
資源や不凍港を求めて南下してくるんです><

290:名無し三等兵
07/11/10 22:01:09
>288
美少女を手に入れた と思っても
25歳ぐらいになると ものすごく横に膨張するのだが

291:名無し三等兵
07/11/10 23:07:46
北国に住んでる白人は何故か脱皮するが如く成長に伴って容姿が変わる。

292:名無し三等兵
07/11/10 23:32:55
>288
それが資源だったのは10世紀ぐらいまででは

293:名無し三等兵
07/11/11 02:12:19
>>287
オハ油田に何か文句でもあるのかね。いやまあ、冬どうすんだよ、とかあるけど

294:名無し三等兵
07/11/11 03:33:49
本来ソ連の共産主義勢力の南下を恐れて満州国造ったのに、
少ない戦力を南下させてどーするよ!


ていうか中国戦線がwww

295:名無し三等兵
07/11/11 04:31:52
なんか昨日本屋で「良い参謀と悪い参謀」とか書いてあった本を立ち読みして思ったんですが。

兵站的に正しい戦争って、米英とは絶対に戦わない!
むしろ米英企業を満州に誘致することを条件にハルさんには落ち着いてもらう。
駐米大使から外務省のやる気のないヤツは全部左遷。
とにかく外交努力!!


で、なんとかなったかも。


「中国戦線?蒋介石と会談の場をアメさんが用意してくれるならいくらだけやりますよ?
あんた達(米英)だって満州で商売するんだったら中共側うざいと思うでしょう?
なんとか蒋介石だけに援助するよう言ってくださいよ~~
なんだったら満州から蒋介石を軍事的支援するために満州義勇軍なんてのを出すのもいいですよ?
中国を合衆国を基準にした民主化が成った暁には、香港みたいに満州国を再び中国に戻すのも検討しますよ?」


あ~~でもその前に、政治を理解しない莫迦共をクーデターを起こさせて炙り出して殲滅しない事には無理ですね
ははは………orz

296:名無し三等兵
07/11/11 08:43:24
その前にリーダー不在の状況を何とかしないと。
もう、法の問題だな。

にしても、日本は昔からリーダーいないよな。そして嫌われてる。
だから責任も押し付けあうのだろう。

297:名無し三等兵
07/11/12 02:19:27
今日ニコ動でヒストリーチャンネルの戦争の光と影 「補給部隊」ってのをみたんだけど
アメリカは凄いな・・・このスレでいわれてるとおり兵站の規模がまるで違う
あんなんに喧嘩を売っって勝てるわけねえよなぁ

298:名無し三等兵
07/11/12 20:25:55
>>278
コンテナとRORO発明した人同じだったけか
アメ産はサイズが違いますなぁ

299:名無し三等兵
07/11/20 00:11:43 IjW11zep
あげ

300:名無し三等兵
07/11/20 01:07:21 5dXOv5uk
ノルマンデーの時の補給は、マルベリーを使って実行した。
物資満載のトラックをダイレクトに発進させることによって
荷揚げの時間を短縮。
物量に勝るものなしを地でいった。
詳細は、マルベリーを検索だ。

301:名無し三等兵
07/11/20 01:38:37
マルベリーで検索すると革製品のブランドやら桑の実やらばかりヒットする・・・

「人工港湾 マルベリー」で検索したらいろいろ出てきたよ
人工港湾は「マルベリー トラック ノルマンディ」で検索したら名前だけ出てきた

302:名無し三等兵
07/11/20 06:37:28
>>300
マルベリーは結局、シェルブール陥落までに使えるようにならなかったと思ったが。

303:名無し三等兵
07/11/20 14:24:44
PLUTO海底パイプラインも実働は遅れたな。


304:名無し三等兵
07/11/20 22:39:17
このスレ読んでると、何故かお腹空いてくるよね。w

305:名無し三等兵
07/11/21 09:16:54
ていうか、「補給戦」を読んでから俺様は、長時間の外出時には
必ず「水・パンまたはオニギリ」を携行するようになった。

306:名無し三等兵
07/11/21 14:00:05
マルベリー潜函はすぐに嵐で沈んだんじゃ・・・

307:名無し三等兵
07/11/21 14:31:07
>>306
嵐で直ぐにバーラバラと崩壊、かえって荷揚げの邪魔になりましたとさ(w

308:Lans ◆xHvvunznRc
07/11/22 01:50:50
マルベリーはA(米軍地域)とB(英軍地域)の2つが構築され
Aは6/16午後に稼動、しかし19~21日の嵐で潰滅。
Bは6/29に本格稼動。

ちなみにシェルブール占領は6/26、しかし独軍により港湾は破壊されており、
補給に使えるようになるのは9月以降(しかも一部分は機能不全で完全な揚陸能力ではない)

結局、マルベリーBは長く使用され、連合軍がアントワープを確保し、
運河の両岸を確保するまでは主要な陸揚げ施設として活用され続けています。

309:名無し三等兵
07/11/22 09:04:16
マルベリーAの残骸は今でもGoogle Earthで確認できるね。

310:名無し三等兵
07/11/26 20:31:28
人工港湾……

こんな国とマトモに戦争をやろうとしたおじいちゃん達は尊敬するべきであろう。



見習ってはならないがorz

311:名無し三等兵
07/11/27 02:12:56
いや、人口桟橋はどう考えても失敗だろ?
実際に役にたったのは、昔ながらの閉塞船だし

そもそも兵站計画が緻密過ぎてデットストック嵐だったし
予想より抵抗が激しくて、上陸後の消費燃料が予想を
遥かに下回った事が幸いしただけだし。

312:名無し三等兵
07/11/27 18:08:10
補給戦では連合の主計が過大な数値を出していたって話をしてなかったっけか?

313:名無し三等兵
07/11/28 10:03:51
>>312
補給戦、オーバーロード作戦では梱包が綿密に決められていて
必要な物資を集めるのに船から船、はたまたビーチからビーチを
巡って苦労したって記憶があるけど

主計サイドが兵站計画を多目に見積る事は、当然と云えば当然
でも実際はどんな戦争でも計画通りに行った試しは無い
イラク戦争の米軍でさえ、兵站計画頓挫したしねぇ

314:名無し三等兵
07/11/28 22:58:41
イラクに関してはラムズフェルドが人員の過少見積りやらかしたのが大きいのでは?
フセイン倒すのは少人数でいいけど、その後の占領統治にべらぼーな要員要りまっせって制服は言ってたんだが。

315:名無し三等兵
07/11/29 09:11:53
世論と議会の支持をとりつけるには、戦費は「安くつきまっせ」と
いわなければならない。
とすると、当然だが「いや人員は7万人もあれば十分。戦後処理は
イラク人自身でもできる」といわざるをえなかったんだろな。
また、そういう方針にそった分析ばかりを重用することにもなるわけだ。


316:名無し三等兵
07/12/03 22:32:54
ほしゅ

317:名無し三等兵
07/12/04 02:09:32
長崎港 :汽船石炭積込の景
URLリンク(library.jsce.or.jp)

URLリンク(www.jsce.or.jp)
ここの「戦前図書・雑誌コレクション」のなかの「道路の改良」、「土木満州」の記事が面白い。

318:名無し三等兵
07/12/04 07:25:37
ベトナム以降どうも米軍はTOPが机上の空論ばかりを展開しているように見える
現場は理想と現実の狭間で相当苦労してそうだね・・・
軍組織が優秀な米軍でさえ、もう組織が官僚化しているのだな

319:名無し三等兵
07/12/04 11:24:14
つゴールドウォーター・ニコルズ法

320:名無し三等兵
07/12/04 16:02:26
つ「シンセキ大将VSラムズフェルド」

321:名無し三等兵
07/12/04 21:22:07
>>318
ラムズフェルトの戦略は軍事的に優れていると思うけど、
戦後情勢を必然的に泥沼化させるように思える。

ラムズフェルト戦略で指揮命令系統を寸断されると、
たしかに、末端組織は効果的な戦闘を行えなくなり、多くは遊兵化する。
そして、最低限の戦闘と損害で、敵の中心部に進撃して首脳部を拘束できる。
まことにすばらしい。

しかし、政府や軍部首脳が、首脳たり得るのは、
末端との指揮命令系統があり、末端を支配できているからではないか?
末端を指揮する能力があるから、責任と権威が生じる。
能力が失われれば、責任も権威も失われるだろう。

首脳部の指揮命令を失った末端組織は自主的に行動を始めてゲリラ化し、
首脳も首脳としての能力と責任を失ってしまい、
「かつて首脳を称していた同好会」になってしまう。

そうすると、最低限の戦闘により首脳部を拘束できたとしても、
実質的には、無能力な民間人の集団に過ぎないので、
戦争を終わらせ、戦後の秩序を打ち立てる権威がどこにもなくなってしまう。

322:名無し三等兵
07/12/04 21:36:27
外交と戦闘と統治は別だというのがアメリカ人にはよく分かっていないということなのだと思うが。

323:名無し三等兵
07/12/04 22:03:54
パウエルは分かっていたよ。
ブッシュはちっとも分かってないが。

324:名無し三等兵
07/12/04 22:05:13
>>321
ラムちゃんはそこまでOIFにそこまで関わってないだろ。
戦争のプランを考えるのは参謀本部の仕事。

敵の頭を潰すのは最高の手段であるしそれに成功している。
問題は軍事作戦の成否よりイラクの行政府が崩壊してしまった事。
そしてこれは軍事作戦上の問題ではなく政府(文民)レベルの問題。

あと統制が失われたイラク兵は殆どが田舎に帰ってるとか聞いたけど。
それほど武装組織やらになってるという話は聞かないし。

325:名無し三等兵
07/12/05 00:34:31
話しぶった切ってすまんが、

>>317
これ見ると、現代がいかに自動化が発達したかが判るな。


326:名無し三等兵
07/12/06 06:37:07 z8KwRboR
マチルダさんーーーーーーーー

327:名無し三等兵
07/12/06 10:00:47
>>324 旧フセイン政権の軍の人らが武装組織になってる話は聞きますよぅ。

328:名無し三等兵
07/12/07 14:11:20
就職難のあおりじゃね?

329:名無し三等兵
07/12/07 15:28:22
>>328 就職難というより、スンニ派の世の中→シーア派とクルド人の世の中 への
変化への異議申し立てを宗教色とナショナリズム豊かにやってる感じがする。

330:名無し三等兵
07/12/09 21:14:28
運輸関係の仕事をしているが、なかなか良さげなスレだね。

331:名無し三等兵
07/12/10 06:07:17
>>330
ちょっと過疎っているけどね

332:名無し三等兵
07/12/10 13:45:34 oQiHsAk2
ざっと見てみた。
うちの会社の場合だが・・・、
トラック輸送に関しては、参考になるのが高速バスの所要時間。
例えば大阪の拠点から発送するとした場合、南東北までなら
おおむね翌日昼過ぎには各基地に輸送が可能。

鉄道を使うと、ターミナルからトラックへの積み替え+主要幹線道に出入りする時間での
ロスが、鉄道のメリットを消してしまう。逆にいえばそのロスを上回る大量輸送が
発生するときに鉄道が優位。

輸送時には通い箱で輸送すると、各基地での分配作業が軽減される。
サンプルとして
URLリンク(www.kk-nippan.co.jp)
URLリンク(www.copack.co.jp)
軍板的には、現地に輸送後、そのまま塹壕等のパーツにも使えるといいのかな。


333:名無し三等兵
07/12/10 16:50:15
>332
>現地に輸送後、そのまま塹壕等のパーツにも使えるといいのかな。

ベトナム戦争じゃ同じようなことを考える奴らがたくさんいて
送ったコンテナがなかなか帰ってこないので、コンテナが不足しそうになり
輸送会社はコンテナの延滞料を設定して軍に請求し
軍は各部隊にコンテナは返すように指示して、やっと問題が解決したそうな

おそらくその折りたたみコンテナもそうなるのでは
しかしそれに土を詰めればどの程度の防御力になるのだろうか

334:名無し三等兵
07/12/10 19:16:17
通い箱には段ボールのものもあるらしいね。
んでもって送り便には資材は積むが、返り便には資材は積まないから、
トラックの回送ついでに通い箱を積めればいいとして、緊急時に工作資材の機能も
あるとベターか。
郵袋なんかはそのまま補修用の生地、それこそ土嚢の代用にもなりそうだけどね。



335:名無し三等兵
07/12/10 19:37:42
>>334
横レスですまんが、
>緊急時に工作資材の機能もあるとベターか。
この節は文章のどのフレーズにかかってるんだ?

336:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/10 21:28:34 hTMpiHIS
鉄道でも、空きコンテナの返却回送、通称「返空コンテナ列車」ちうのがある。

片側輸送になる、例えば東京→北海道のような場合、北海道側から空コンテナを積んだ
貨物列車が定期的に走ってる。

ほれ、時々駅で妙にコンテナ積んでなかったり、短い編成のコンテナ列車とか見ることあるでしょ?
あれがそう。

あと、積荷の関係で絶対に帰りは空になるコンテナ、具体的には北海道→関東・関西への
牛乳輸送コンテナなんかは、10トンコンテナのくせに折りたためて、帰りは10トンコンテナ
サイズに3つも載せて返せるように作っているのもある。

まあ、いろいろ考えてるわなあ。

337:名無し三等兵
07/12/10 22:12:37
>>336
>>ほれ、時々駅で妙にコンテナ積んでなかったり、短い編成のコンテナ列車とか見ることあるでしょ?
>>あれがそう。

なるほど、そうだったのか。
時々見かけてはJR貨物はやってないな、大丈夫かな? と心配したものだけど、ひとまず胸ナデ。
・・・て、ここは鉄板か?

338:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/10 22:15:23 hTMpiHIS
>337
似たようなもんだ(笑)

339:名無し三等兵
07/12/10 22:17:32
イラクではMaeskとか書いたコンテナが片道切符になって「返せ!!」と民間に言われてましたね
ユンボで穴掘って埋めれば立派な塹壕がすぐできちゃいますし

軍で空きコンテナの備蓄もしてますが、どうしても足りなくて民間物を使わないとならないそうです
一時期、日本でも中古コンテナ価格が上がってました

340:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/10 22:24:08 hTMpiHIS
>339
サマーワでも、自衛隊が迫撃砲弾よけに30フィート航送コンテナ使って地上掩蓋(笑)作ってたよなあ。

コンテナ塹壕って、実はあまりよろしくないんだよねえ。
サマーワみたいに外においておく分にはいいが、土に埋めるとあっちゅうまに腐食する。
それに、コンテナ埋めても上にちゃんと掩護土層作ってやらねえと耐弾構造にならんからのお。

341:名無し三等兵
07/12/10 22:39:14
国鉄末期に販売されていた貨車なんかは、いい倉庫代わりになると思ったんだが
実際はどうだったんだろ

海運コンテナは、現在の好景気で古いものも使いっぱなしだそうだ
絶対にクレーンで吊ってあるコンテナの下に入るな
いつ底が抜けるのかわからないものもある って最近言われた

342:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/10 22:40:53 hTMpiHIS
>341
ああ、鉄道車両って5年もほっておいたらすぐに錆びて穴があいちまうからねえ。

今頃、捨てる場所に困ってるんじゃあないかなあ・・・実際のところ。

343:名無し三等兵
07/12/10 22:52:39
国鉄コンテナなら地元に結構ある
屋根とかつけて長持ちしてるのもあれば
放置プレイのも

344:名無し三等兵
07/12/10 22:58:51
きっちり基礎を組んだものは屋根がなくても現役ですね<国鉄貨車転用倉庫
基礎が低いと下から腐る

12ftコンテナのほうが腐りやすいみたいです

345:名無し三等兵
07/12/10 23:02:19
うちの近くにあるレンタルボックスとして使用されてるコンテナも、
基礎はかなりしっかり作られているようにみえるもんなあ

346:名無し三等兵
07/12/10 23:04:41
>>342
ステンレス車両最強!東急万歳!

…はともかく、
10年くらい前に北海道で客車使ったホテルに泊まったが、今考えるとかなりボロかったな。

輸送手段としての鉄道は破壊工作に致命的に弱いのがキツいな。何でもない所一カ所破壊されるだけで最悪全不通だし。

347:名無し三等兵
07/12/10 23:07:34
>>346
日中戦争の時はものの1時間くらいで復旧させられたようなことを華南戦記だったかで読んだけれども
まあ、作業自体よりも復旧作業に当たる資材人員を要所要所に貼り付けておくシステム構築が
大変なんだろうけれどね。

348:名無し三等兵
07/12/10 23:29:53
>346
そこで装甲列車ですよ
あとは95式軌道装甲車とか
いまならウニモグかな

349:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/10 23:47:53 hTMpiHIS
>348
DMVといわないだけ、褒めてやろう(笑)

350:名無し三等兵
07/12/11 00:09:05
>>335
通い箱にかかるんだけど、下手な文章ですんません。

>>336
民間レベルからすると空回送というのは無駄な輸送になります。
後方から前線に補給を送るものの以外に、逆に前線から引き上げるものを
回送を使って輸送するシステムはどうなっていたんでしょう。

それと、補給物品のユニットはどうなってたのかなと。サイズ、重量いずれにしても
規格化されていないと、効率的に輸送できなかったのではないかと思いますが。

351:名無し三等兵
07/12/11 22:43:30
兵站基地Aから各前線に送り、そのまま空箱を各トラックが引き上げて来るのが
一般的かなと思うのですが、例えば伝送便という考え方はあったんでしょうか。
つまり前線A1に物資を送ったトラックが、そのあとA2→A3→A4・・・と各拠点を回って
空箱を引き上げる。A2、A3・・・に送ったトラックは箱を引き上げず空車で帰ってくる。
この方法は前線に空箱が一時滞留しますが、引き上げたトラックから空箱を
下ろす手間が省け、そのまま荷積みに入れるのと、箱保管所に向かうトラックが一台で済む
ことです。
実際に現場での運用はどうだったんでしょうね。

352:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/11 23:04:05 8fOxRVaC
>351
回る方法もあるよお。
なんていったか忘れたが(笑)

あと、途中まで輸送して、前線部隊が途中まで取りに来る方法(交会法)とか、前線部隊が
後方まで取りに来る方法ってのもある。

陸自じゃあ、特科や戦車の弾でもない限り、前線部隊が補給点まで取りにいくがな・・・

353:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/11 23:04:54 8fOxRVaC
>350
前線からは、壊れたものとかを輸送してくるでしょうなあ。

354:名無し三等兵
07/12/11 23:13:50 XgwBF14k
竹中平蔵【びんぼうゆすりみたいな状態】になる

インタビューで竹中の担当の読売新聞記者が全裸で穴にバイブを入れたまま殺された?自殺した?ことなど
を、全部竹中にぶつけると【びんぼうゆすりみたいな状態】になった。

9.15 リチャード・コシミズ東京講演会 全編 (3時間24分)
【びんぼうゆすりみたいな状態】になった話は16分から
スレリンク(seiji板)l50
ここの146からはいって

もと総理が過去に3人を殺した話もでてくる


355:名無し三等兵
07/12/11 23:27:42
うあースレ伸びてる
もっと知識を!

356:名無し三等兵
07/12/12 00:06:15
URLリンク(www.excite.co.jp)
土嚢が多い日もこれで安心

357:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/12 00:11:13 sfOsngFh
>356
土のう作成機か?
施設団で持ってるぞお?

ついでに、コンクリートの破片や岩から砕石作る機械(商品名そのままのガラパゴス)ちう
のもあるぞ?
まあ、かなーり硬いものを砕く、巨大なシュレッダーみてえなもんだがのお。

358:名無し三等兵
07/12/12 00:30:05
>>352
>陸自じゃあ、特科や戦車の弾でもない限り、前線部隊が補給点まで取りにいくがな・・・
自衛隊の前線部隊ってそんなに車両もってましたか?
補給物資を取りに行くと歩兵の移動手段が足りなくなったりしそうな・・・。

359:名無し三等兵
07/12/12 10:32:18
>350
前線から引き上げるものって
戦死者の御遺体と戦傷者の身の回りの品物や壊れた兵器・空薬莢・ゴミぐらい

計画的な撤退戦はともかく負け戦ならそれこそ、もてるものを何でもトラックに積み込むような感じかと。

360:名無し三等兵
07/12/12 16:56:12
>>358
普通科なら高機動車とか
特科や機甲科であれば弾薬車があったと思うけど

361:名無し三等兵
07/12/12 17:16:00
>>352
交会法の場合、合流地点が安全でないと、後方攪乱部隊に輜重部隊が両方とも
やられる可能性もありますね。
それとも中継点は師団、旅団司令部などにしてその辺は考慮されていたのでしょうか。

自衛隊の方式だと各部隊に輸送部隊を配置するわけですが、効率面ではどちらがまさっているんでしょう。

>>353>>358
引き上げる物品の梱包を前線でやるのか、輸送部隊がやるのかでまたシステムが変わりますね。
輸送部隊がやった方が、後方での処理はスムーズなんでしょうか。
退却の時はそれこそあらゆる手段を使ったんでしょうね。

362:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
07/12/16 16:07:28 fPaNmTNn
>361
>中継点は師団、旅団司令部などにして
ヲイヲイ(笑)
音楽隊と保安警務隊しかおらんようなところが安全かあ?

そこいらの野っぱらに、予備自のおっさん歩哨に立たせておくんだよ。

てか、自隊輸送だからねえ。
隊員や資材載せて目的地についたらとんぼ返しで補給点に取りにいくんだよ。
特別な輸送部隊なんてもちはしないよ。

363:名無し三等兵
07/12/18 00:04:21
それだけで後方攪乱部隊から守りきれるんでしょうか?素人目にはそういう場所を
襲撃する方が大きなダメージを与えられるという気がするのですが。
だからといって司令部近くでも危険ですね。

で、自衛隊の兵站というのは世界レベルではどんなもんなんでしょうか。

364:名無し三等兵
07/12/30 20:12:19
>>363
集中集約したら、そこがやられただけで補給断絶のお知らせをすることになります。
リスク分散をしたほうが全滅しない分まし、といったところではないでしょうか?

365:名無し三等兵
08/01/04 14:15:45
なるほど、そういう考えですか。

366:名無し三等兵
08/01/07 09:11:04 5PSkKTfl
>364
なんだかメーカーの地震対策や
下請けメーカー倒産対策と一緒だな

367:緑装薬4 ◆8R14yKD1/k
08/01/07 11:30:25 e9vBpHDa
てか、第一線の師団司令部がどこらへんにあるのか知らんのかと(笑)

そして、FSAと第一線司令部の距離はどれくらいあるのかと。

368:名無し三等兵
08/01/07 15:16:50
>>364
ばらけたら各個撃破されるじゃないか。
それはいいのか?

369:名無し三等兵
08/01/08 03:09:18
各個に撃破できるだけの戦力が数あるならそれは脅威になるでしょう。

矛と盾の関係じゃない?

集中警備の方が効率が良いのなら、WW2のときの潜水艦ゲリラ攻撃対策の護送大船団方式のように集中させるべきだろし。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch