07/12/07 19:54:06
●月●日朝日新聞「声」より
なぜレギオンを一人も救えぬ
不動産業 石川●美(フランクフルト 64歳)
運動経験は1年しかないが、今回のレギオン事件はショックだった。
戦争状態でもあっても敵の負傷者を助けるのは常識であろう。ところが今回は小型レギオン
多数が栗橋通信所のネットでもがいているのに、自衛隊が積極的に救おうとした形跡がない。
相手は未確認生命体であり、凶暴で隊員が牙にまきこまれる危険があり、電源を止めると
小型レギオンが危険な状態になり、救助作業ができなかったという。同じ状態でギャオスが
からまったらどうしたのか。現場に対戦車ヘリもいながら一匹もすくえなかったとは。
未確認生命体の小型レギオンがどんな動物たちであったのか知るよしもない。敵国日本と戦う
のだと教育されていたかもしれない。だが、故郷に帰る機会があれば、家族と再会し、平和し、
世界平和を願う立場になったのかもしれない。
「襲ってくるかもかもしれない。草体で自爆されたり市民を傷つけられたりするかもしれない」と
防衛庁は言う。万が一を恐れネットでもがく小型レギオンを対戦車ミサイルを撃つ前に
救おうとしなかったのならば陸上自衛隊の良心はどこへいったかと思う。