07/09/28 18:06:14
【論説】 「日本が台湾独立紛争で動けば、我々中国は南西諸島を攻撃」…重大問題に対し、日本の政官各界は奇妙な沈黙★4
URLリンク(www.sankei.co.jp)
・日本が北朝鮮の核問題に目を奪われている間に、台湾海峡のパワーバランスが大きく
変わりつつある。
「われわれは台湾独立を阻止するためなら武力行使も辞さない。その際、日本は絶対に
関与すべきではない。関与すれば南西諸島を攻撃せざるをえなくなる」。
昨年11月、東京で開いた民間団体主催の日中軍事フォーラム(非公開)で、人民解放軍の
ある将官はこう警告したという。「用意したペーパーにもとづく発言だった」(参加者筋)から、
その場限りの脅しではない。南西諸島は九州南端から台湾近くまで続く島々だ。
中国は10年以上前から台湾の武力統一を想定した準備を進めてきたのである。
中国軍は1995年夏から翌春にかけて、台湾近海へのミサイル発射や上陸演習で台湾を
威嚇した。しかし米国が空母2隻を派遣したため、演習中断を余儀なくされる屈辱を味わった。
自衛隊の退役将官によると、中国はそれ以来、台湾侵攻に対する米軍介入を阻む目的で
南西諸島から小笠原諸島に至る海域での海洋調査を本格化させた。
在日米軍が台湾防衛のため南下し、日本が米軍の後方支援に動いた場合、中国軍は
南西諸島を占領、「機雷の敷設や潜水艦による待ち伏せ攻撃によって日米の台湾支援を
遮断する狙いから」(退役将官)とみられる。
あわせて台湾上陸の拠点を確保する。「台湾本島への侵攻には東からの正面攻撃と
背後(西側)からの挟撃作戦が想定シナリオ」(台湾軍筋)だ。南西諸島西端の与那国島
から、台湾本島まで110キロしかない。
先の将官発言は、こうした中国の軍事統一作戦の準備に一定の手応えを得たうえでの
日米分断策と受け取れる。
(後略)