台湾海峡ミリタリーバランスの変化at ARMY
台湾海峡ミリタリーバランスの変化 - 暇つぶし2ch153:名無し三等兵
07/04/01 14:25:49
中華民国と中華人民共和国の継承関係については両国間の論争があり、立
場によってもさまざまな意見がある

ただし、中華人民共和国が中華民国の法統(孫文主義による憲法体制)を受け
継ぐ国家でないことは明らかである

松田康博「台湾における一党独裁体制の確立」(慶應義塾大学出版会)によると
1949年段階で、中華民国の存在を法律的に保障する国民大会の議員で台湾に
行ったのは33パーセントに過ぎず、多くがの大陸に残ったり第三国にいた

この時点で蒋介石政権の法的正当性は破綻していた。もし、ここで人民政府が
国民大会を招集して蒋介石を罷免して毛沢東が中華民国総統になっていれば
蒋介石から法的正当性を完全に奪うことが出来たのである

しかし、毛沢東は中華民国の法統を継承することなく、新たに中華人民共和国を
建国したために、蒋介石が中華民国の法統を回復する事が可能となった。蒋介石
は77パーセントが台湾に非難していた立法院の決議により法改正を行い、国民大
会の有効参加者人数を過半数から3分の1に変更して法的正当性を確保したので
ある

大陸では、毛沢東が後年「中華人民共和国を作らなければ、中華民国との分断状
況を作らずにすんだのに」と後悔したという話がまことしやかに伝えられているとの事


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