07/10/02 22:57:14 yNGZIk45
>>12
>これは所謂「鼻上げ」という行動でしょうか?
>鼻上げは水質の悪化とありますが
一般的に「鼻上げ」は飼育水の溶存酸素量の不足から起こります。
水質の悪化が「溶存酸素量の減少」を指す言葉ならその通りですが、必ずしもそうとは言えません。
「溶存酸素量の減少」の可能性は低いと考えられます。
水が出来上がっているのならば、亜硝酸態窒素やアンモニアによる汚染の可能性も低いと考られますが、
立上げ3日目で水量12Lの水槽では・・・いくら水換えをした所で可能性は高いといえます。
白点病の原因も、まだ充分に浄化バクテリアが繁殖していない為に起因してると考えられ、
水質の悪化スピードは予想を超えたものになってると推測できます。
その為の鼻上げでは無いでしょうか?
>エラ病を疑うべきなのでしょうか
テンプレにもありますが、エラ病というのは特定の病気を特定する言葉ではありません。
もしエラにダメージが出てるために鼻上げをしていると考えるならば、
アンモニアや亜硝酸態窒素によって、炎症を起こしてる可能性を疑うべきかと思います。
もう一つの可能性として、白点病の原因である繊毛虫がエラに寄生したと言う事。
エラに寄生されると致命的です。エラの細胞が破壊され、治癒する前に窒息してしまいます。
白点病とエラ病の治療、どちらを優先させるか?というのなら、生命に関わるエラ病を優先させるべきだと思います。
白点病はエラに寄生さえしてなければ、すぐに死に至らしめる事はありません。
>>12氏の場合の治療方法をまとめると・・・
~白点病治療の場合~
①現状通りの水換え(毎日1/3)を続ける。
②薬剤は水換えの際に事前にバケツ等で濃度を合わせた物を20分くらいかけて入れる。
後は、>>5を参照。
~エラ病優先(亜硝酸やアンモニアが原因の場合)~
・魚膜保護剤を規定濃度の2倍で、水換え時に使用。
~エラ病優先(細菌が原因の場合)~
・オキソリン酸系薬品を使用する。薬剤の使用方法を厳守する。水温は特に。
どの治療を優先させるかは、飼育者が観察して判断するしかありません。
ここでの答えは、可能性に元づくものと受け取って下さい。
※以下は個人的な判断。私見ですので参考にはなりません。
水質悪化が根源的な原因だと考えます。白点病の発生は二次的な物で水質悪化による症状の1つと考えます。
白点病という病気が症状として表れたとすれば、全身の体表の粘膜が荒れていると推測でき、
飼育水と直接触れ合う弱い細胞「エラ」にもダメージを与えたと考える。
であるのならば、一番先にすべき事は、体表の粘膜保護。
これ以上のダメージを防ぐ事が大切。体力があるのなら自然治癒できる。白点病の拡大を防ぐ為に色素系薬剤は
必要だが、それと魚膜保護剤以外の薬剤は不要。
しかし、魚膜保護剤と色素系薬剤の併用は出来ない(例外有り)。どちらを優先させるか?
俺なら、魚膜保護剤を選び、水温を30℃まで上げ白点虫の不活性化を促す。
後は薬剤濃度を変えないように注意しながら水換えをこまめにする。