08/03/06 00:47:21 i0SXAb7k0
自分は新空港案で良いと思う。PIステップ3までに候補地の中で有望と
された三苫・新宮沖、志賀島・奈多ゾーンは、海上ゾーン埋め立て案として
案自体良く考えられており、概算事業費なども出している模様。
ただ工期と費用で問題があると思う。特に総額1~1.1兆円の概算事業費のうち
民間企業負担分が問題では。地元経済界で以前拡張案を推していた、シティ銀頭取
あたりが勉強会で認識や考えが変ったかどうか知らないが、民間負担分を理由に
海上埋め立て案に難色を示し、空港能力向上割合や総合的な費用対効果も疑問視される
拡張案(現実にスムーズに整備可能かどうかは別として)に流れたり、審議が遅れ
整備事業の有望な時期を逃す可能性は無いだろうか?。
CONFA三次選考で残った陸上候補地案、夜須・筑紫野・倉久などは国土
交通省新空港建設エリア想定ゾーン(博多から半径30キロ以内)内。
工期や建設費用は海上案より有利だと思う。夜須など特に高原で周辺に市街化
区域も無い。アクセスは利用者が多い福岡都市圏からはJR鹿児島本線・西鉄
高速道の分岐で良好。北九州方面からは整備した筑豊本線や、有料道路の分岐で
すぐです。筑豊方面も近くて有利になる。勿論県南などは良好。
これだと筑豊まで含めた広い地域が空港アクセスを確保出来経済効果も出る
と思うけど、どうですか。夜間貨物便も含めて新北九州などもそれなりの圏域
需要が確保され、需要予測大幅下回りなどから廃港などの可能性も軽減するのでは
と思うんですが。幾ら新福岡空港案の優位性が分かっていても、地元出身の立場
や、北九州財界との付合いもあり容認はかなり難しいだろう。需要が予測を下回る新北九州空港の
将来の廃港可能性などを麻生県知事は容認する事はかなり難しいのでは。
また県が新北九州空港の建設を認めたと言う経緯もある。
新空港が新宮や奈多の海上ゾーンだと新北九州空港の需要も効率良く奪う状況も
あり得る。将来的に新北の廃港などまで県知事が予測した上で、PIステップ
4の結果に沿って市長や地元財界等と共に海上エリア新空港建設に地元行政としてGOサインを
出すのなら良いですが。
いづれにしても空港整備方針が効果の少ない拡張案に意見が流れる事は避けるべきだと思う。