08/02/02 13:28:26 CmY1H7hr0
日経ネット関西版より
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
関空、昨年の乗り入れ便数9%増で最高―第2滑走路運用から半年
2008/02/02配信
関西国際空港の第2滑走路が2日、昨年8月の使用開始から半年を迎える。国内唯一の完全24時間空港と
なったことを背景に、8月以降の貨物取扱量は成田、中部国際の両空港を上回る伸びを記録。
1日発表した2007年1―12月の関空乗り入れ便数(速報値)も01年実績を6年ぶりに更新し、過去最高と
なるなど、第2滑走路効果を裏付けた。
昨年8月以降の貨物取扱量の伸びは成田・中部国際を上回った(関空の第2滑走路)
関西国際空港会社によると07年の1日平均の乗り入れ便数は170.8便と、前年を9%上回った。
新興航空会社スターフライヤーの参入などで国内線が12%の大幅増となったほか、国際線も
貨物便の増便がけん引し7%増えた。貨物取扱量は1%増の2237トン、旅客数は横ばいの4万5500人。
第2滑走路の使用が始まった8月以降をみると貨物取扱量は計約37万トンと、前年同期比4.2%増。
成田の0.5%増、中部の10.9%減に比べ好調ぶりが目立つ。一方、関空の旅客数は1.0%増の約727万人。
中部の1.9%減よりは堅調だったものの、成田は10.4%増と突出した伸びで、充実した路線網による
利用客の集中ぶりを裏付けた。今後は旅客で成田への路線・利用客シフトを食い止め、貨物に見劣り
しない第2滑走路効果を出す必要がありそうだ。
◇
日本航空と全日本空輸の今春以降の路線・便数計画が1日、出そろった。関西国際空港発着では
日航が4月1日から仙台線を新設。全日空は3月末から6月にかけ現在週3便の中国・青島線と同4便の
大連線をともに毎日運航に増便