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静新<朝刊>より
アシアナ就航決定 ソウル「1日1便」 静岡空港
2009年3月開港予定の静岡空港への就航意欲を示してきた韓国の
アシアナ航空(本社・ソウル市)は7日までに、同空港に開港時から乗り
入れ、静岡―ソウル間で1日1便を就航させる方針を固めた。
同社の玄東実(ヒョン・ドンシル)常務取締役日本地域本部長らが
8日午前、県庁に石川嘉延知事を訪ね、正式に就航を表明し、
県側に具体的な計画案を提示する。
開港に向け焦点の1つだった国際定期便の就航が実現することになる。
同社の静岡空港への就航をめぐっては、同社を傘下に持つ錦湖(クムホ)
アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長が昨年4月、
県庁を訪問し、海外の航空会社で初めて石川知事に就航意欲を表明した。
同9月には、訪韓した石川知事と同社の姜住安(カン・ジュウアン)社長が
ソウル市の本社で会談。石川知事の就航要請に対し、姜社長は
「1番最初に静岡空港に就航する航空会社になりたい」と伝えていた。
県は、アシアナ航空に加え、大韓航空の就航意思の表明も受け、
今年6月にソウル市に県の駐在員事務所を開設し、エアポートセールスや
本県の観光紹介などに全力を挙げている。
アシアナ航空の乗り入れ方針を受け、県空港部は
「静岡空港のポテンシャルを高く評価してもらった結果で感謝したい。
ソウルと国際定期便の第1号が結ばれることで、今後の就航協議にも弾みが
付く」と強調した。同空港の運営会社「富士山静岡空港」は
「大変、早い時期からの方針決定で歓迎したい。旅客ターミナルビルの整備
は、国際定期便の就航に十分配慮して進めたい」との姿勢を示した。
アシアナ航空 韓国で大韓航空に次ぐ大手航空会社。設立は1988年。
国際線は17カ国62都市に75路線(旅客)を就航。
日本へは東京、大阪、名古屋、仙台、広島、福岡、沖縄など
19路線に週144便を運航している。