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一坪共有地の引き渡し確定＝成田空港反対派の上告棄却－最高裁
成田空港反対派が空港予定地内に所有している「一坪共有地」について、
成田国際空港会社が引き渡しを求めた訴訟で、最高裁第１小法廷（
泉徳治裁判長）は１７日、反対派地権者の上告を棄却する決定をした
。約２６０万円の賠償金と引き換えに共有持ち分の土地を引き渡すよう
命じた１、２審判決が確定した。
対象の土地は暫定平行滑走路脇や誘導路予定地の計６カ所、
約９３４平方メートル。いずれも空港会社の持ち分が９割以上で、
残りを三里塚・芝山連合空港反対同盟北原派の１２人が所有している。
同社によると、引き渡しを受けることで誘導路の運行状況が改善する
可能性があるという。
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