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加計新文書、文科相「正確性欠く」 政府弁明に苦しさも
6/21(水) 5:04配信 朝日新聞デジタル
「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」―。
加計(かけ)学園の獣医学部新設計画に揺れた国会が閉会した2日後の20日、計画を巡る文部科学省の新たな文書がまた明らかになった。
政権幹部や閣僚らは終日弁明に追われたが、苦しさも見える。
午後にあった菅義偉官房長官の会見では具体的な言及を避ける姿が目立った。
「萩生田副長官が発言を否定しているが、なぜ文科省からこうした文書が出てくるのか」との質問に、菅氏はこう答えた。
「私が聞きたいです」。文書の内容について印象を問われると、「萩生田副長官がコメントを発したとおりだと思う」とだけ述べた。
文書には加計学園事務局長の実名などが記されている。獣医学部の新設計画が「加計ありきだったのでは」との質問には、
「今治市は設置のきちんとした提案を出している。話題として出るのは当然」と強調。
そのうえで「文書の詳細については文科省から確認してほしい」と繰り返した。(根岸拓朗、岡戸佑樹)
■「ご注進」の職員、実は連絡役
「直接の担当者でもない。陰で隠れてご注進した」。山本幸三・地方創生相にそう非難された内閣府の職員が、
実は特区について他の省庁との連絡役を務める担当職員だったことが明らかになった。
20日午後にあった民進党の調査チームの会合で、内閣府の担当者が認めた。
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