警察「因幡の白兎の紙芝居を描いたね?治安維持法違反で拷問させてもらう」←ネトウヨ…これが美しい国なのか? [803819328]at POVERTY
警察「因幡の白兎の紙芝居を描いたね?治安維持法違反で拷問させてもらう」←ネトウヨ…これが美しい国なのか? [803819328] - 暇つぶし2ch1:番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です
17/06/17 21:48:59.09 uBl/AvQE0.net BE:803819328-2BP(1000)

 二枚の絵がある。題名は「レコードコンサート」と「休憩時間」。一枚は、レコードをかけ、
クラシック音楽を聴く学生たち。もう一枚は、勤労動員で製紙工場の拡張工事に汗を流した後、
原野で休憩している若者。北海道音更町の松本五郎さん(九三)が、二十歳のときに仲間を描いたものだ。
 これら何げない日常風景の絵が、「犯罪」の証拠とされ、一九四一年九月、
当時、旭川師範学校五年生だった松本さんは、治安維持法違反容疑で逮捕された。
 絵が好きだった松本さんは、師範学校の美術部長に就いていた。師事していた教員の熊田満佐吾(
まさご)さんは「生活図画」という教育運動を進めていた。単に美しい絵を描くのではなく、
生活のありのままを絵に写し取り、より良い生き方を考える。そんな教育手法だった。
 当時、同様の教育運動の作文は「生活綴方(つづりかた)教育」、美術は「生活図画教育」と呼ばれていた。
 ところが四〇年一月、生活綴方教育が「子どもに資本主義社会の矛盾を自覚させ、共産主義につながる」
として、教員らが一斉検挙される事件が起きる。逮捕されたのは、五十六人ともいわれる。
 翌年一月、今度は生活図画教育を指導していた熊田さんが特別高等(特高)警察に逮捕される。
松本さんら教え子も、同年九月、寄宿舎に突然やってきた警察官に連行された。
 共産主義思想を学んだこともなく、全く身に覚えがない。「二、三日で帰れるだろう」と思っていた。
だが、それは大間違いだった。
 接見禁止で外部との連絡を絶たれ、独房に放置された。シラミの卵が産みつけられた布団を体に巻いて、
眠れぬ夜を過ごした。神経衰弱になり、毛髪が針金に変化したような錯覚に陥った。
 取調べがようやく始まったのは、約二カ月後。説明すれば分かってもらえるという期待はすぐに裏切られた。
「コミンテルンや唯物史観とは何か、紙に書けと言われた。『知らない』と応えると『そこに本がたくさんあ
るから参考にして詳しく書け』と強要された。何度も書き直しを命じられた」
 こうして、操り人形のように描かされた「論文」が、「共産主義者」を裏付ける証拠となった。
 「検事が思わず失笑した警察の調書もあった」という。松本さんは古事記の「因幡(いなば)の白兎
(しろうさぎ)の紙芝居を作ったことがあった。ワニザメに毛をむしられ「赤裸」になったウサギを、
大国主命(おおくにぬしのみこと)が治すという物語。調書では「アカ(共産主義者)を助ける意味だ」とこじつけた。
 「何を言っても受け入れられない」と、あきらめた。氷点下三〇度になる極寒の刑務所で、
手足や顔の皮膚が凍傷でただれる冬を過ごし、四二年末に釈放された。その後、懲役一年三月、
執行猶予三年の判決を受けた。
URLリンク(blogimg.goo.ne.jp)
URLリンク(blog.goo.ne.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch