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学校法人「加計学園」が愛媛県今治市で進めている獣医学部新設をめぐる問題が、泥仕合の様相をみせている。
設置を認可した文部科学省前事務次官の前川喜平氏が渦中の人物としてメディアをにぎわすが、その一方で議論の核心からはどんどん遠ざかりつつある。結局、何が問題なのか。
そもそも前川氏は「正義の告発者」なのか、それとも「岩盤規制の守護者」なのだろうか。ここ最近の多くのマスコミ論調には、こうした視点がまったく欠けているように思える。
議論を進めていく上で大前提となるのが、日本の大学に獣医学部が新設されたのは、昭和41年の北里大のケースが最後、という事実だ。ではなぜ獣医学部の新設は封印され続けてきたのか。
学部開設の許認可権を持つ文科省がそのことを方針として墨守してきたからに他ならない。その理由として挙げられてきたのが獣医師や獣医学部の「質の確保」だった。
そして全国の7割近い獣医師が加入する日本獣医師会も、こうした「基本方針」をバックアップしてきたと言っていいだろう。
もちろん獣医師の数が十分に足りているならば、前述したような「規制」は公共の利益にかなっているといえる。しかし、そうでない場合はネガティブな意味での「岩盤規制」と化してしまう。(続きはリンク先で)