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国際医療福祉大の初代学長は旧厚生省で公衆衛生局長を務めた大谷藤郎氏で、副理事長は元文部省事務次官の宮地貫一氏。
この後、2001年10月には谷修一氏が第2代学長に就く。谷氏は、旧厚生省で保健医療局長や健康政策局長を務めた医系技官だった。
国福大は現在も大勢の天下りを抱えている。その筆頭は、1997~2000年まで旧文部省の事務次官を務めた佐藤禎一氏。
文教族のドンだった森喜朗元首相との親密な関係で知られる。
『日本学術振興会』の理事長ポストに天下った後、2009年に国福大の教授に就任した。厚労省からの天下りも多い。
元老健局長で社会・援護局長の中村秀一氏や、元年金局長で社会保険庁長官の渡邉芳樹氏らが教授を務めている。
更に、2015年12月には元医政局長の松谷有希雄氏が副学長に就任した。
松谷氏は医政局長時代、「医師は不足しておらず、遍在が問題である」という従来からの厚労省の主張を繰り返した。
その張本人が、医師不足とは言い難い首都圏の新設医学部の要職に就いたのはブラックジョークか?
こうした動きに目を光らせる立場のマスコミも、高木氏に取り込まれている。国福大には多数のマスコミOBが在籍し、禄を食んでいるのだ。
<以下抜粋>
『朝日新聞』元論説委員の大熊由紀子氏
『日本経済新聞』元論説委員の渡辺俊介氏
『読売新聞』元医療情報部長の丸木一成氏
『読売新聞』元社会保障部長の水巻中正氏
『読売新聞』元政治部出身の金野充博氏
今春には朝日新聞前社長の木村伊量氏(慰安婦問題の元凶、吉田証言と福島第一原発事故の吉田調書問題で辞任)も大学院特任教授に就任
「東の加計学園」こと国家戦略特区の成田市「国際医療福祉大」が話題にならないのはマスコミOBを大量に受け入れているから?
朝日新聞前社長の木村伊量氏も受け入れ
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