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肺から最大2万2000ベクレル 5人搬送 内部被ばく検査へ
6月7日 12時08分
6日、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の核燃料の研究施設で、袋の中から放射性物質の粉末が漏れ出し
作業員5人の手袋や服などが汚染されたトラブルで、このうち1人の肺から最大2万2000ベクレルの放射性物質が計測され、
原子力機構は5人を専門の施設に移し詳しい検査を行うことにしています。
茨城県にある日本原子力研究開発機構の「大洗研究開発センター」の施設で6日午前、5人の作業員が燃料の
貯蔵容器の点検をしていたところ、実験で使ったプルトニウムやウランを含む放射性物質の粉末が入った袋が破裂し
5人の手袋や服が汚染され、このうち3人の鼻の中から最大24ベクレルの放射性物質が確認されました。
文部科学省によりますと、体外に出てくる放射線を測定する機器で調べたところ、このうち1人の肺から6日の時点で
確認された値より大幅に高い、最大2万2000ベクレルの放射性物質が計測されたということです。
原子力規制庁によりますと、この放射性物質はプルトニウム239だということです。
どのくらい被ばくしているかは、まだわかっておらず、この1人を含む5人全員について体内に入り込んだ
放射性物質の影響で被ばくする内部被ばくについての詳しい検査が必要だとして、千葉市にある
放射線医学総合研究所に搬送したということです。
5人は当時、燃料研究棟と呼ばれる燃料の研究開発などに使われていた施設で作業をしていて、
原子力機構は漏れ出した放射性物質による外部への影響はないとしています。
「2万2000ベクレル 聞いたことがないく大きな値」
内部被ばくの問題に詳しい量子科学技術研究開発機構の明石真言執行役は「2万2000ベクレルという数字は、
事実なら国内では私は聞いたことがなく大きな値だ。
つづ
URLリンク(www3.nhk.or.jp)