17/04/06 17:00:07.03 6nYlxn3mp?2BP(1000)

アライグマの農業被害が深刻化 2500万円損失
アライグマによる農業被害が香川県内で深刻化している。
2015年度の被害額は約2500万円で、初めて被害が確認された04年度は獣害の被害額全体の0.2%だったのが、1割以上を占める。
住宅に住み着いて家屋に被害を及ぼすこともあって県は駆除に力を入れるが、被害は高止まりしている。
被害は農業だけではない。家屋の屋根裏に住み着いてフンをしたり、深夜に物音を立てたりして生活環境を悪化させる。三豊市の住宅では昨年、天井とともにアライグマが落ちてきたこともあったという。
県が注力するのが、箱わなによる駆除だ。10年度に駆除従事者を養成する講習会を始め、402頭を捕獲した。
16年末までに約1200人が講習を受けて駆除の資格を得たが、捕獲数は減少傾向で、15年度は169頭にとどまった。
効率的な捕獲を促そうと、アライグマの出産期にあたる4~6月に限り、捕獲奨励金を増額することを県は検討している。現在の奨励金は1頭3000円で、イノシシやサルの半額以下。これを引き上げ、捕獲意欲を高める狙いだ。
県みどり保全課は「ここまで被害が広がると根絶するのは難しく、まさに『いたちごっこ』。農作物や生活環境への悪影響があるため、地道に駆除していくしかない」としている。
URLリンク(mainichi.jp)
URLリンク(cdn.mainichi.jp)