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森友学園問題では、登場人物のほとんどが安倍政権に近い右派団体「日本会議」に
関係している。
学園の籠池理事長が国会議員や地方議員に幅広く口利き依頼などの“政界工作”を
行っていたことも明らかになった。
ここへきて、安倍首相の地元・山口県の首長がキーマンとして浮上。
安倍首相の実弟にも連なる人脈が注目されている。
これまで、学園側が土地取引では鴻池祥肇参院議員、学校認可では豊中市選出の
中川隆弘府議(大阪維新の会)に協力を依頼したことが分かっているが、中川府議は
山口県防府市の松浦正人市長の紹介で籠池理事長と会ったと話している。
松浦市長は6日、共同通信の取材に対して、2014年10~12月ごろ、中川府議と
豊中市の会社経営者の知人数人に籠池氏を紹介したと認めた。
「私も応援しているから、応援してやってくれ」と協力を依頼したという。
その理由を「学園の教育理念に感銘を受けた」と説明し、「見返りは一切受け取っていない」
と強調した。
なぜ、豊中市の学校建設に防府市長が前のめりになるのかといえば、これまた日本会議の
人脈だ。
松浦市長は、保守色の強い育鵬社の教科書の採択を目指す「教育再生首長会議」の会長
を務めている。
「日本会議の別動隊である『日本教育再生機構』のネットワークの中でも、首長会議の会長
を務める松浦市長は地方政治家のトップであり、キーマンと呼べる存在です。
当然、安倍首相の周辺にいる日本会議のメンバーとも人脈が重なります」
(「日本会議の研究」の著者・菅野完氏)
道徳を教科化し、愛国心教育を徹底する「教育再生」は、第1次政権時から続く安倍首相の
肝いり政策だ。
「松浦市長は“安倍晋三小学校”の寄付金もえらい熱心に集めてはりましたよ」(大阪市内の会社経営者)
実際、安倍首相との縁は深い。
松浦市長の活動報告誌「青眼」には、たびたび安倍首相とのツーショットが登場する。
14年1月15日号には、こう書かれている。
〈約35年のお交き合いになります安倍総理は“日本を取り戻す”苦しい日々を闘っておられます〉
35年というと、安倍首相が国会議員になる前からの付き合いということになる。
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