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「キツネ村に行く外国の方、多いですねえ。うちの車で運ぶお客さんでも半数以上になるでしょうか」。
新幹線の駅を降りて乗り込んだタクシーの運転手は、周りの観光地にも人が増えてありがたいですよと笑った。
宮城県白石市、蔵王連峰のふもとにある宮城蔵王キツネ村までは駅から山道を走ること20分。
マイカーがなければそう気軽に行ける場所でもない。山の中の素朴な観光牧場は数年前までは
知る人ぞ知る存在だったが、園内の様子を撮影した動画がインターネット上に投稿されたことで
状況が一変。国内だけでなく海外からも多くの人がはるばるやって来るようになった。
冬は雪の中をかけまわるモフモフの姿がたまらないらしい。
暖冬で雪のない異例の状態が続いているとホームページにあり心配だったが、
幸い訪れた日は数日前に降った雪がようやく地面を覆っていた。
自然林の中に設けられた広大な放し飼いスペースに足を踏み入れると、
雪の斜面や木の根元、岩陰など、そこかしこにキツネたちの姿が。
キタキツネやギンギツネ、プラチナギツネなど、その数約100頭。
ふわっふわの冬毛に覆われたふくよかなシルエットが雪景色に映え、
見ているだけで幸せな気持ちになってくる。通路を歩いていると足元のすぐ近くをスタスタ横切っていったり、
枯れ葉の上で大きな毛糸玉のように体を丸めて寝ていたり、彼らはいたってマイペース。
動物園のように檻(おり)の外から眺めるのとは違い、同じ空間で自然体の姿を
間近に見られることがキツネ村の最大の魅力だ。
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