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安倍晋三首相が今国会の施政方針演説で、江戸時代に土佐(高知県)で始まったハマグリの養殖が
「三百五十年の時を経た今も、高知の人々に大きな恵みをもたらしている」と話したことに対し、同県の漁業関係者から
「ハマグリはそんなに捕れない」と困惑する声が上がっている。
演説で首相は、土佐藩家老だった野中兼山(けんざん)が江戸から持ち帰った大量のハマグリを地元民に食べさせず、「子や孫に味わってもらいたい」と海に投げ入れたエピソードを紹介。
兼山の行動を「未来を拓く行動」とたたえ、「子や孫のため、憲法審査会で(改憲の)議論を深めよう」と訴えた。
しかし、現在の高知県はハマグリの有名な産地とは言えない。同県漁業振興課によると、ハマグリの漁獲量は一九八六年の約十一トンをピークに減少しており、現在は四百キログラム程度。
県内の主要産地・黒潮町の漁協関係者は「七十歳ぐらいの人は『昔は捕れた』と言うが…」と戸惑い気味。ハマグリは千葉県から稚貝を買って放流していると説明した。
高知市内でハマグリ料理を売りにしている居酒屋も「店で販売しているのは千葉県産」と話す。
千葉県漁業資源課によると、同県産のハマグリは年間およそ千八百トン捕れる。
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