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URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
中国経済の成長率は昨年10-12月(第4四半期)に前年同期比ベースで2年ぶりに加速した。景気がさらに安定する形となり、
共産党指導部が中立的な政策への移行を進め、トランプ次期米大統領との貿易摩擦の可能性に備える中で、余裕が生まれる
ことになった。
国家統計局が20日発表した10-12月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.8%増。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は6.7%増だった。2016年通年のGDPは6.7%増と、1990年以来の低成長と
なったものの、政府が設定した成長率目標(6.5-7%)のレンジ内となった。
12月の小売売上高は前年同月比10.9%増(市場予想は10.7%増)。12月の工業生産は同6%増(市場予想は6.1%増)。
16年通年の固定資産投資は前年比8.1%増えた。
IHSマークイットのアジア太平洋担当チーフエコノミスト、ラジブ・ビスワス氏(シンガポール在勤)は「従来の成長のけん引役だった
投資と輸出が鈍る中、個人消費が経済成長の主要なエンジンとなっている」と指摘。「この傾向は中期的に続く見通しだ」と述べた。
16年のGDP成長率への消費の寄与は64.6%だったと、統計局の当局者が会見で明らかにした。
統計によると、サービス業は昨年のGDPの51.6%を占めた。
ブルームバーグのエコノミスト調査では、中国の17年通年の成長率は6.4%に鈍化すると見込まれている
。一方、国際通貨基金(IMF)は中国の17年成長率予想を6.5%に上方修正した。成長率の維持には人民元安や資本流出圧力の高まりなど政策課題への対応が必要となる。