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大型クレーン車を運転中にスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンＧＯ（ゴー）」をし、
死亡事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反（過失致死）の罪に問われた会社員
の男（48）の判決が17日、京都地裁であり、奥山雅哉裁判官は
「アプリ操作に起因する事故が多発し、社会問題化していることを知っていたから厳しい
非難に値する」
として、禁錮1年6月、執行猶予5年（求刑禁錮1年6月）を言い渡した。
判決によると、昨年9月12日午後6時15分ごろ、長岡京市勝竜寺でクレーン車を運転中、
信号待ちでポケモンＧＯを操作し、安全確認が不十分なまま発進し、前方に停車していた
女性＝当時（39）＝のバイクに衝突して死亡させた。
奥山裁判官はクレーン車の構造上、前方に死角があり目視できないものの、車内設置
のモニター画面で容易に確認できたとして、
「少なくとも停車中にはポケモンＧＯを操作し、危険が相当高く悪質」
と述べた。
判決前には女性の母の意見陳述があり、母は
「一人娘を失い、悲しさや悔しさで胸が張り裂けそう。運転中の携帯ゲームの操作には
厳しい処罰を科してほしい。（娘の）死を決して無駄にしないようにしてほしい」
と話した。
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