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なぜ日本軍「慰安婦」問題は解決しないのか?
沖縄基地問題の真の意味は?
日本がロリコン天国である理由とは―?
「性」にまつわる時事問題から、普遍的ジェンダー論まで。
最先鋒フェミニスト×元・外務省主任分析官が、日本の歪みを赤裸々に暴き出す
「知」のバトル! この二人だからこそ見える、この二人の組み合わせでないと見えない、この国の男と女の性の問題を縦横無尽に斬る!
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12月23日に開催のトークイベントに先立ち、北原さんと佐藤さんに、本書の続きを特別対談していただきました。
■対談を終えて……
北原 いままで佐藤さんの本を手に取ったことのなかった女友達からは、100パーセントの確率で「佐藤さんっていい人なんだね!」という読後の感想をいただきます(笑)。
佐藤 そうですか、強面のイメージがありますからね(笑)。
北原 佐藤さんの読者、特に男性の方は、この本をどう読むんでしょうか。
佐藤 これから感想が出てくるでしょうけど、ジェンダーのことをはじめて考えた、という啓蒙書にはなったんじゃないかと思っています。
そもそも、男性というものが、根源的に筋力が強いというだけで、暴力性で女性を支配していることが間違いであるということ。
そして、この世の男権的な仕組みをひとつひとつ解体(脱構築)していかなければいけないということです。
この本で語りましたけども、児童ポルノとか管理売春とかが存在していること自体が論外だと思います。
■戦争と女と自由
北原 対談後、元衆院議員議員でジャーナリストの井戸まさえさんの取材旅行に同行して、サハリンに初めて行きました。
祖国に帰れなかった多くが日本人女性と朝鮮の人々だったことを知り、彼女たちが帰ってこられなかった背景にある民族差別や女性差別を目の当たりにしました。
佐藤 たくさんの朝鮮人が日本の強制連行で連れてこられていた土地ですよね。
北原 レストランに入ると、ボルシチとキムチが一緒にテーブルに並ぶんです。スーパーに行ってもハングルがいっぱいで、韓国文化が根付いているのがわかる。
あと、井戸さんの取材で、「ペレストロイカ時代は苦しかった」とお話される方が多くて驚きました。
佐藤 それまでは、少なくとも生活の保証はされていたから。
北原 私が知っている「自由」とは違う「自由」があるように感じました。
佐藤 「自由」についてのロシアで生活している人たちの発想は、現実的かつ根源的ですからね。
ロシア語には「自由」を表す言葉が3つあるんです。ひとつめは「フリーダム」を表す「スボボダ」。ふたつめは「解放」を表す「オスボヴォジェーニエ」。
一番興味深いのは三つめの「強い意志」を表す「ヴォーリ」という言葉。強い意志イコール自由なんですよ。えーい私の勝手にさせろ! というようなやりたい放題が自由だという感覚。
北原 へええーーー。「強い意志」って英語にも訳しづらいですよね。やっぱりロシア、面白い。佐藤さんとの対談でロシアに目覚めました(笑)。
つづく